徒然日誌


2001.12.30
大掃除狂想曲

台所の古いモノを一掃すべく、
戸棚の奥まで掃除をしていました。
すると、出てきたのはポガード、ではなく、
賞味期限が数年切れた非常食の数々です。
食べ物を捨てることには強く抵抗を感じるので、
勇気を出して食べてみました。
…今のところ、体には何の異変もありません。
これは二重に喜ぶべきことですよね。
一つは私の体がやっぱり頑丈なこと。
もうひとつはここ七年に非常食が必要な事態が起こらなかったこと。
来年もこの様に過ごしたいものです。
みやび


2001.12.25
イバラード

青山のギャラリーで開かれていた、
私の大好きな画家、井上直久さんの個展に行って来ました。
今回は小さな水彩画を中心としていたので、
いつもの作風とはちょっと違った感じです。
でも影の紫色、光の淡い桜色など、
やっぱり井上さんだぁ、と感嘆しました。
そして素晴らしいことに、本人にもお会いできたのです。
このとっても穏やかな人格があってこそ、
あの世界が創り出されるのだな
と、毎度のごとく確認してしまいました。
みやび


2001.12.19
カウント・ダウン

最寄り駅のすぐ近くに大きな郵便局が
あって、
年末が近付くと、ある日突然近くの歩道に
ブルーシートを被った大量の赤い自転車が現れます。
もちろん年賀状を配る為のものですが
毎年、その自転車を見ると
「もうすぐ今年も終りだなぁ」と思うのです。
今年も遂にその赤い自転車が現れました。
年明けまでのカウントダウンが始まったみたいです。
はる


2001.12.17
演奏会

先週の木曜日に、高校からの友人が
大学の管弦楽団を退団するとのことで
彼女にとっての最終公演を聞きに行きました。
コンサートに行くのは随分久しぶりでしたが
やっぱり生で聴くのは音の迫力が違う、と思いました。
演奏そのものはというと、ミスタッチが
所々あったりもしました。
でも大学生が主体となっているアマチュアの
楽団なのですからプロの楽団と違って
当たり前ですよね。
演奏されたのが好きな曲だったこともあって
私は十分に楽しかったです。
同時に、ヴィオラの弦の上を素早く動いている
友人の指の動きを見ていて、
大学に入った時は全くの初心者だったのに
一生懸命練習したんだろうな、と
ひとり感心していたのでした。
はる


2001.12.16
精神年齢

流行り物には警戒する性格なのですが、
とうとうハリー・ポッターシリーズに
手を出してしまいました。
エンデやトルーキン、ルイスにグウィンの方が良いわよ、
とか思いながらも、キャラクターグッズに
手を伸ばしてしまいます。
冷めた時に辛くなるので、フィギアなど
は買わないのですが、
ついポストカードを購入してしました。
レジに並んでいると、私の後ろにはまったく同じ商品を持つ
10歳くらいの女の子が…。
…いいんですよね、…好きなら年なんて関係ないですよね。
みやび


2001.12.15
東京の小江戸川越

に行って来ました。
建築に興味があったので、
古い街並みや昔ながらの屋根の構造を熱心に見ていた、
のも束の間でした。
「菓子屋横丁」なるお菓子屋さんがたくさん並んでいる道に
入ったが最後、私のあるかなきかの理性は飛びました。
気が付くと手には、焼き芋に羊羹
それからこんぺいとうとおせんべいという有様。
でも幸せでした。
それから後は建築を見る余裕なんてなくなりましたけどね。
みやび


2001.12.8
奇妙な「日本人」

2、3日前、見たいと思っていた映画、
「海の上のピアニスト」をテレビでやっていたので
録画しておき、今日見ました。
音楽も素敵でストーリーもなかなか良かったのですが
ラスト・シーンだけはう〜ん・・・。
どうもイマイチ納得がいかない終り方でした。
ところでこの映画、最初の方に
日本人とおぼしき役が出てきます。
しかし台詞が「オンガク(日本語で)・・・music」
(もしかしたらmusicの前に、It'sとか
ついてたかも)
ピアノの音が流れてきたのを聞いていきなり一言
「オンガク」という日本人は居ないと思うのですが・・・。
昨日見た「ノッティングヒルの恋人」にも
妙な日本人が出てきたし、どうも欧米人は
日本人に対して未だに妙な
イメージを持っているようです。
こんなことに注目して映画を見ても面白いかも(笑)。
はる


2001.12.5
買物

生来のケチの所為なのか、
ただ単にお金が無いからなのか、
私はけっこう衝動買いはしない方です。
それどころか雑誌一冊買うのに二日迷ったりすることも。
しかし一つだけ、盛大に買ってしまうものがあります。
それはビーズ。最近、ネットショップで買うことも多く
あれこれ見てるうちに次々欲しくなってしまうのです。
少し自制しないと・・・。
はる


2001.11.30
二胡発表会

二胡という中国の楽器を
二年程前から習っています。
今日はその発表会でした。
普段は個人レッスンを受けているので
他の生徒さんと会う機会はほとんどありません。
なのでこの会はとても楽しみでした。
でもまさか平均年齢が40〜50代だとは・・・。
最年長は86歳の方。
演奏の未熟さだけじゃなく、
人生経験の浅さまで思い知れました。
まだまだ修練が足らないようです。
みやび


2001.11.29
赤札

好きなものがあります。
それは大学生協に張り出される赤札。
もちろん文字は「SALE」。
当然ながら安くなるのは食品ばかりですが、
私にはこれが無常の喜びなのです。
普段は高くて買わない130円のコーヒーが100円。
我慢して水を飲むことが多い110円の缶飲料が90円。
友人はそんな私を浅ましいと笑いますが、
そんなものは気になりません。
左手に商品、右手にお財布、口元には微笑みを浮かべて、
私の生協通いは続きます。
みやび


2001.11.25
アートマーケット

今日の予想最高気温は20℃に
近かったらしいのですが、
今日のアートマーケットの会場はビルの谷間で
一日中、日陰で寒かった!です。
これまでと場所が違うので、
お客さんが来るかなぁと心配だったのですが
全然居ない!という程ではありませんでした。
でも全体的に「買物客」は少なくて、
大抵のブースは商売繁盛とは
いっていないようでした。
何はともあれ、今年最後の出店も終りました。
来年はどうなることやら。
はる


2001.11.21
落葉

家の前の街路樹が欅(けやき)なので
秋になると微妙にカラートーンの異なる
黄色や茶色に色づいた葉が、文字どおり
「降って」きます。
今年ももうだいぶ歩道の上に積もり始めました。
しばらく車が通らないと、車道にも少し積もります。
その上を車が通っていくと、
まきあげられた落葉のカラカラカラ・・・
という音がして、秋だなと思うのです。
はる


2001.11.19
怒涛の

1週間が終り、ようやくいつも通りの
睡眠時間を取ることが出来ました。
今日からは25日の川崎アートマーケットに向けて、
ビーズアクセサリーの製作、です。
秋・冬ということもあるし、好みにも合うので(笑)
濃い赤のものを多くしようと考えています。
はる


2001.11.18
ミニチュアショー

そう、17日と18日は全国のミニチュアファンが集う、
ミニチュアショーが浜松町で開催されました。
今回、私とはるさんは初参加です。
私の場合、他の参加している方々の
クオリティの高さにくらくら。
ミニチュアの奥の深さを見た気がします。
作家からコレクターに転向したいなんて
思っちゃうくらいでした。
みやび


2001.11.12
寒いっ!!

どうしても着たい服があり、
ファッションは気合よと薄着で大学に行きました。
おそらく11月中最も寒い日でもあり、
しかも雨まで降っていました。
貧乏大学なので当然まだ暖房もついていませんし、
隙間風まで吹いています。
教授はコートを着たまま講義をする始末。
唇は紫色になるわ、
友人に「その格好、見てると寒いんだけど。」
と文句を言われるわで、気分は沈みました。
やっぱりファッションは実用に負けることが分かりました。
みやび


2001.11.6
芸術祭・その2

いきなり、出店の形態に一人で感心していたのですが
展示品なども勿論、美大を存分に感じさせるものでした。
中にはオリジナルのクレイメーションを
上映している学生たちもいて、
なかなか良く出来ていました。
出展の中で最も印象に残ったもの、
といえばファッションショーです。
厳密にはファッションだけでなく、
映像と音楽と服(モデル)の共演でした。
何しろ協賛がシャネル(!)ということが
まず驚きだったのですが、実際の中身も
素晴らしいものでした。
何はともあれ1日楽しく過ごして帰ってきたのですが、
対して我が大学の学園祭はというと、
寂れていてつまらないというのが
正直なところです。
何より学生たちのやる気が違う、という
感じを受けました。
やっている側に活気とかやる気があると、
その場に居るだけのこちらにも伝わってくるようです。
はる


2001.11.5
芸術祭

友人が通っている事もあって、
多摩美術大学(以下、多摩美)の
学園祭に行ってきました。
その名も芸術祭。美大の学園祭なんて面白そう!
と期待大で行ったのですが、期待を裏切らないものでした。
まず、食べ物なんかを売っている出店が違うのです。
普通の大学なら、せいぜい台に調理器具が乗っていて
値段とか書いた紙がぶらさがっていて、
という感じですが、
多摩美の場合は小さな小屋のようになっていて
座る場所も中にあるし、お店によっては
靴を脱いで畳に上がれるようにもなっていました。
それらが皆、学生たちの手作りなのです。
学園祭に対する意気込みが伝わってくるようです。
はる


2001.11.4
私のお気に入り

吉祥寺のとあるビル3Fにあるカフェによく通います。
いつもジャズがかかっている店内は、
アンティークなヨーロッパの電車の中を模しています。
そんなに大きな店じゃありませんが、
道路に面した二つのテーブルはサンルームになって、
そこでコーヒーを飲みながら街行く人を眺めるのは
私にとって休日の満足のいく過ごし方です。
こんなお気に入りを増やしていくことが、
最近のもっぱらの私の楽しみです。
みやび


2001.10.30
大したことじゃないのだけど

非常時に、一階以上の階で地面に降りる為に使われる
道具ってありますよね。
あの正式名称ってご存知でしょうか?
今日、大学で発見したのは
「ORIRO」。
アルファベットだとなんだか格好良いですよね。
でもその道具の横の使用説明のプレートにはなんと、
「オリローの使い方」と書いてあるじゃありませんか。
オリロー、オリロー・・・、
これは「降りろ」とかけたのでしょうねぇ。
非常時用昇降機よりインパクトあるネーミングですけど、
なんか発音したくない感じです。
みやび


2001.10.24
日本シリーズ

この前、苦労して(?)取ったチケットを片手に
かの子と一緒に日本シリーズ第4戦を
観戦しに行きました。
試合は緊迫した1点を争う好ゲームとなりました。
そして7回、代打の選手が打席に立ちました。
試合前の事ですが、グランドで練習する選手を
スタンドの一番前で見ていた時、
かの子が個人的に応援している選手が
目の前に来て練習を始めました。
それを見つけたかの子は
カメラを手にしている私に向かって
「(写真を)撮って撮って!!」と大いにはしゃぎ、
ついでにグランドとの間にある
金網にかけていた両手をガンガンゆらし、
カメラを構えた私の顔に金網が直撃!しました。
その様子がよほどおかしかったらしく、
彼は横目で笑っていました。
代打選手はその彼でした。
そして、ホームランを打ったのです。
それは結局、決勝点になりました。
金網が直撃したのは痛かったけど
(笑)、
良い試合が見られて良かったです。
はる


2001.10.23
ぶらっと

Cafe A Manoという、
「クリエイター達が創り出す期間限定の仮想カフェ」に
お邪魔しに、恵比寿へ行ってきました。
恵比寿へ行ったことは1度しか無いのですが、
DMに載っていた地図を見ながら
特に迷うことなく着きました。
私は結構一人歩きが好きで、適当に歩いていれば
目的地にたどり着くという変な特性を
持っていたりするのです。
Orange frogのイシザキさんの作品を見ることが
第一の目的だったのですが
他の方々の雑貨や子供服等、
異なったジャンルの作品も良かったです。
勿論、イシザキさんの作品もいつも通り
独特の雰囲気を持っていて素敵でした。
どうせ恵比寿に来たんだし、ということで
恵比寿ガーデンプレイスに寄ると、
たまたまドールハウスフェアの様なものが
開催されていました。決して大きなスペースでは
無かったけれど、こういう活動を通して
ドールハウスが少しでも広がれば良いなぁと思います。
はる


2001.10.21
「ほら、あなたの後ろ・・・」

土日の新聞に、よくバイトやパートの総合案内みたいなチラシが入ってますよね。
これ以上バイトなんてする余裕はないのですが、
面白いので熟読するのが週末の日課になっています。
今日、大変興味深い広告を見ました。
なんと「占い師募集」。
しかも条件は1タロット占いが出来る方。
これは普通ですよね。(そうでもないか・・・)
そして恐ろしい条件2は、
霊感、霊視能力のある方。
私は世間知らずなのでよく分からないのですけど、
条件2に当てはまる人って、チラシで募集できるくらい
いるのでしょうかね?
みやび


2001.10.15
ゼミ説

大学生活も二年目の後半戦に突入しました。
いよいよ大学生活の大きなウェイトを占めることになる、
ゼミの説明会が始まります。
興味本位で様々なゼミ説明会に顔を出しているのですが、
中々決まるものではありません。
それぞれのゼミの噂は乱れ飛んでいて、
〇〇ゼミは「チャラゼミ」「馬鹿ゼミ」。
××ゼミは「エグゼミ」等々です。
しかし、噂は噂。身をもって体験しなければ
分からないのでしょう。
しばらくは苦悩の日々が続きそうです。
みやび


2001.10.12
踊るビニール傘

先週が私の担当だったらもうとっくに
書きまくっていたのでしょうが(笑)、
先週の土曜、ヤクルトがリーグ優勝をしました。
で、来週末から近鉄との日本シリーズが
始まるわけですが、今日はチケット発売日。
午前十時からの発売だったので、
取り扱っているコンビニへ行きました。
ところが、それぞれの店からの回線を通じて
販売する方式らしいのですが、その回線が
混んでいて繋がらない。仕方がないので
諦めて電話予約に切り替えると今度は
電話がまったく通じない。
色々な所へ何回もかけまくって、ようやく
1つ繋がり、チケットを予約することが
出来ましたが、既に外野は完売でした。
その間、販売開始から30分程。
チケットの電話予約って凄いんですね。
私は繋がっただけマシな方なのですが。
はる


2001.10.10
フェアトレード

フェアトレードって御存知ですか?
途上国の人達が不当に安い賃金で働かされないように、
また各国の支援に依存するのでは無く
自分達の力で生活出来るようにするために、
公正な値段で取り引きをしよう、
(フェアトレード=公正な貿易)というものです。
私も最近までよく知らなかったのですが
たまたま読んだ本をきっかけに、
そういう団体やお店があることを知りました。
販売しているものは地元の伝統工芸品や、
オーガニックコットンを使った服など。
自分が買う物がどんな人達によって
どういうふうに作られているのか、なんて殆ど考えずに
安ければ安いほどいい、という方へ
つい走りがちな自分に反省、でした。

はる


2001.10.6
貴方のお名前なんですか

8年ぶりに小学校の同窓会に参加しました。
女の子はかろうじて、この子いたっけ、いなかったけ、
ぐらいは分かったのです。
しかし分からないのは男の子達。
参加していた約20人の中で、
とっさに名前が出てきたのは5人もいませんでした。
まるで何処かの携帯電話のCMのようです。
私が元クラスメートにして欲しかったのは、
近況報告ではなく自己紹介でした。
ごめんね、みんな。
みやび


2001.10.4
流行?

最近、若い女性がパールのネックレスを着けているのを
目にする機会が多くあります。
それもただのネックレスじゃありません。
年配の女性が好みそうな長い三連のものです。
あれは・・・、ファッションなのでしょうか?
それとも山伏のコスプレなのでしょうか?
だれかこの私に教えてください。
みやび