PandaBoardでUbuntu Desktopを動かす
This page is written in Japanese.
Last updated on 4/28/2012
Ubuntu 12.04 LTS (Precise Pangolin)がリリースされたので、早速PandaBoard (無印、Rev. A4)で動かしてみました。
11.10のときは「PandaBoard ES で遊ぼうのこーなー」を参考にさせていただきました。
用意するもの
- PandaBoard本体
- ACアダプタ (PandaBoardには付属していないので別途入手する必要があります)
- USB接続のキーボードとマウス
- ディスプレイ (HDMI接続可能なテレビも可)
- SDHCカード (4GB以上)
手順
- OMAP4用のUbuntu 12.04 LTS DesktopのOSイメージをダウンロードします。
- ダウンロードしたイメージをSDHCカードに書き込みます。
- OSイメージを書き込んだSDHCをPandaBoardに挿します。キーボードとマウス、ディスプレイと接続し、PandaBoardの電源を入れます。時間はかかりますが、GUIで初期設定できます。
- 初期設定が終わって再起動したら、画面右上のメニューから"Software Up to Date"を選び、OSリリース後の更新をインストールします。
気付いたこと
- フルHDのテレビにHDMIでつないでいると、最初から1920x1080の解像度で起動します。11.10のときは最初は1024x768でした。残念ながら我が家のテレビ(AQUOS)だと四辺が欠けて映るので、もったいないですが1400x1050で使っています。
- "Install OMAP4 Addons"で"ti-omap4-ppa"を追加する必要はなくなったようです。
- Ubuntu 11.10で作ったバイナリはそのままでは動かないようです。"No such file or directory"になります。12.04でABIが変わった(gnueabi→gnueabihf)ことが理由だと思われます。
今野和浩のページへ戻る
KONNO Kazuhiro / konno@m03.itscom.net