2006/06/30
String Flying Code L1,s
Mizz Code Basics 05

「紐を送るコード」です。
L1,s というコードを実施した結果の図です。多分違った結果を思い描いた人は極めて少ないと思いますが、この図以外は、マイズコードは認めていません。これ以外の結果をつくり出した素晴らしい人には、それなりの称賛は惜しみませんが、マイズコードの指示とは無縁なのです。

最初に、送るコードと書きましたが、あまり意味はありません。送ろうが、飛ばそうが、放り投げようが、この結果を間違いなく、生じさせていれば、何もいうことはありません。かなり複雑怪奇に取った方や、ぐちゃぐちゃな取りを取った人や、ぐるぐる巻きや、ひねり取りや、両端取り等々を敢えて取った方、お見事です。でも、マイズコードは、違うというだけです。誰もが間違いなく、同じ結果を生じるものであること、が大切で、かつできるだけ無理なく、無駄なく、単純なものを、というのが、コードの基準です。ひねりや二本取りやその他の取り方には、別のコードを用意しています。巻き付けのコードもあります。とんでも取りのコードはまだありませんが、将来考え出す人もいるかもです。

下の絵のように、紐と指(行き先)があり、そこにコードが示されていて、その指示通りに取れば、上の絵のような結果となる。これがコードの意味です。大抵は右手で紐をつまみ、左手の親指に持って行くでしょう。左の親指も開いて受け取りに行くかもしれません。どのような指や手の動作があっても、コードは察知しませんし、クレームもつけません。コードは単純な結果のみを求めています。しかも、唯一つの結果であって、誰がやっても同じ結果しか求めていません。違った結果は、別物と断定、間違いと決めつけます。言いはしませんが、取ろうとしている形をもたらさないということで、答えます。

綾取りは本来自由闊達です。どんな取りでもいいし、形がなるほどとなれば、成り立っているものです。なにもコードを必要不可欠としているものではありません。ではコードは何をしているのかと言えば、ある種の形を再現できるメモと云ったところです。様々な文章と絵で説明するのを簡単なルールで圧縮表示しようというところです。長い文章が無くても、僅かな行のメモで代替出来れば、それも便利かなというものです。

そのため、多少のルールを必要とします。ルールでメモが取り方として成り立つのです。そして、紛れることがないように、複雑なものを排除して、単純さを基本的イメージとして成り立たせているのです。いろいろな場面で、最も単純な絵を想像するという、意志統一があって、一般化できているものです。コードを書く場合でも、勝手に判断して書くものではなく、一般化した見方で、紛れが少なくなるように、書いて行くということが必要なのです。従って、いずれがより一般化されたものかは、活用された結果として、将来的に修正されていく性質を持っています。

L1,s という単純なコードですが、その結果が極めて単純である理由を述べさせて貰いました。これがコードのルールなのです。もっと簡単な結果が直ぐにでも見つかるというものでしたら、この結果図は要修正ですが、多分ないでしょう。究極のL1,s の結果とお認めをお願いします。



L1,s (mizz code)





















mizzstring