2007/01/08
Mountains and Rocks
Mizz Code Basics 101
「大石山」です。
まずは、ダイヤモンド形の糸名があって、それを取ることで、この山の斜面に大きな石がある大石山となるのです。
ダイヤモンド形の糸名は、ディスプレー ポジションで、一番上の絵の様に、手に近い方から、順に、d1 d2(diamondの1番糸 2番糸ということです。)と名付け、上側はそのまま、下側はd1d d2d(down side)と区別できるようにします。ここではダイヤが二つですが、沢山ある場合はd3 d4 d5 と付けて行きます。左右両方から名付けますので、絵の様に、相手方にある糸には、/記号を付けて分かるようにします。対称形で無い場合は、どちらかが他方より多いこととなります。
かくて、ダイヤモンド形を取った上で、さらにコードを追加して、取り進める事ができるようになります。絵の大石山は、ダイヤモンド2開 からステップコード6で、23,d1d と、取ることでこの形としているものです。沢山の糸があり、いくつものパスも存在しますから、取ろうと思えば、沢山の選択肢が存在しています。どうなるかは分かりませんが、こうして、次への展開が可能となるわけです。
下の太陽の絵のように、ロープ取りもあるかも知れません。上手くすれば、岩がごろごろの大石山が取れるやも知れません。保証はしませんが。
ダイヤモンド形に準じる形の場合には、このようにd1 d2 記号を用いて糸名としています。山の形のように、上側のみしかない場合も想定されますので、d1d d2d が存在しない場合も当然生じます。太陽の形の場合も同じように、d1 d2 を使います。
次回は、太陽の糸名と、その先の形を紹介します。はい、最終回となります。
Mountains and Rocks (mizz code)
0 base
1 1
2 1,2
3 23,5a
4 1 tkickp
5 5 cpkick [Diamonds 2 open]
6 23,d1d
7 1 kick
8 SPR & arrange
mizzstring
次回の絵を、すぐ見たい方は mizzブログ。
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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