2006/07/12
String Name at 1-5,s
Mizz Code Basics 11

「紐の名前 1-5,sの場合」です。
紐全体を1-5 と言います。左手の紐をまとめて呼ぶならば、L1-5 と呼びます。右手の紐を言う場合は、当然ながら、R1-5と呼びます。左手の1a地点を通る紐は、下の絵と同じですから、L1a です。R1a も同様です。さて、この絵は下の絵の1b の紐を5の指に飛ばした結果と同じものです。その結果、元の1bの紐は無くなり、5a 5bの二つの紐に代わりました。

ですが、この絵の中には、5a と言う名前の紐はありません。その代わり、p と言う名の紐が生じています。手のひらの紐を特別に p と名付けたのです。このpという紐は、1bから5aにわたっている紐ということも出来ます。この場合なら、1bもpも5aも同じ紐を示しています。どのように表してもいいといえば、そうなのですが、代表はやはりpというところでしょう。

1,s と 5,1b の二つのステップの結果ではありますが、飛ばし方は簡単ですから、最初から 1-5,s とコードを一つ書いて、この形に持って来る方がより簡単ではないかと思ったところです。1-5の表し方は、こんな感じで十分理解できるからということですが、1-4とかいろいろと書けそうです。でも、今のところ1-5以外のコードを書いたことがありません。ほぼ専用コードとなっています。

この手のひらの紐は、指に掛かっているものの、指とは無関係のpというコードとなっています。仮に1-5以外の指の場合でも、pと呼んでも差し支えはないのでしょうか。1-4とか2-5とかの場合でも。という質問もあるかと思います。手のひらに一番近い紐ならば、p といって分かって貰える場合が多いと思いますが、2-4では、pというよりは、3c と言った方がぴったりではと思います。ただし、今までのところ2-4といったコードを使ったことがありませんので、悩んだことはないのです。

実際に p と名付けたことによって、分かりやすいものとなりました。英文では手のひらは palm 手のひらにある紐を palmer と呼んでおり、多分 p は素直に分かって貰えるところではないかと思っています。

紐について言えば、s から始まって、1a 1b 5b p 等々、多少の名前の付け方がお分かりいただけたと思いますが、紐が錯綜してくれば、より厳密に正確に示す必要が増して来ます。次回も紐の名前付けの説明ですが、一つ紐を飛ばせば、新たな紐の名前が登場してきます。こうした紐の名前をぜひ、確認しながら、覚えてください。そして、名付けができるようにこの方式を学んでください。





String Name at 1-5,s (mizz code)
String Name at 1,s (mizz code)
Finger Points a b c d (mizz code)
Nomal Position (mizz code)
Display Position (mizz code)





















mizzstring