2006/07/14
String Name at 1-5,s and L5
Mizz Code Basics 12
「紐の名前 1-5,sとL5の場合」です。 1-5,sとした後、L5 の紐を外します。すると下の絵が上の絵となるはずです。このL5というコードは、飛ばす糸はL5でその行き先がないというコードなのです。従って、飛ばしても、単に外れるだけということなのです。
さて、いよいよステップごとのコード表示の課題に入ります。最初のステップは 1-5,sでした。そして二番目のコードがL5 とすれば、その連続するステップコードは次のように書くのです。
1 1-5,s
2 L5
左端の番号がステップ番号で昇順に数字が振られます。そして、ステップ番号からスペースを空けて、綾取り工程の行うべきコードが書かれているのです。ステップ1は、目的地,紐の順で書かれており、どの紐をどの場所に飛ばすのかは明確です。次いで、ステップ2はコンマが無く、単に紐が書かれています。コンマがないのですから、目的地ではないのです。紐なのです。そして、飛ばす先がないのです。つまり外すのです。このように紐を外すコードは簡単、紐のみを示せばいいだけです。紐から指を外すというコードではありませんし、L5の指を外すというコードでもありません。L5の指は外れません。そんな危ないことは綾取りにはありません。あくまでも、紐を外すというコードなのです。
二つのステップを実施すれば、上の絵のようになります。そうすれば、そこにある紐の名前が変わります。L5 とL5b とLpいう紐がなくなります。L1という紐が生じます。L1bという紐も現れます。このように、ステップごとに紐の存在と名前が変わっていきます。紐の名前は、次のステップでの操作コードで必要に応じて、書かれます。ここでは全ての紐名を示していますが、次のステップでは、対象となる紐は大抵1つです。場合によっては、複数になることもありますが。
この絵から、元の1-5,sの形にするとしたら、全部を外して取り直すのもありますが、現在の紐名を利用してコードを書けば、どのようになるでしょうか。
3 L5,1b
と書くのが適切でしょう。なんで、3 L5,L1b としないのですか?とおっしゃりたいでしょう。勿論そのように書いても間違いではありませんが、マイズコードは簡便化を図っています。目的地側にある紐については、その頭のL や R を省略できるとしているのです。もし、この場合に、紐は繋がっているのですから、L5,R5b と書いてもいいのですが、この場合も、L5,5b/ と軽く書くことにしているのです。L R はやはり重たいですから、このような簡便表示の方が見やすいと思った分けです。目的地側の紐はL R 抜きで書き、目的地側以外の紐は /(スラッシュ)を付けることで明示するという方式です。L R を用いてもかまいません。分かりやすいと思う方法を用いてください。私は簡便法表示を優先的に用いていますが、L R を用いる場合もあります。
ステップ番号を振って、コードを書けば、その順に操作をして行くようにと、示しているのです。
1から3までのステップで、下の1-5,sの形になることを実際に確認しておいてください。なにやらコードを適当に書けば、ひょっとしたら、なんか形が現れそうな気がしてくるでしょう。次回も1-5,sに別のステップを加えて、形と紐名を見てみましょう。
String Name at
1 1-5,s
2 L5 (mizz code)
String Name at 1-5,s (mizz code)
mizzstring
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