2006/07/22
Starting Position
Mizz Code Basics 16

「はじめの形(開始形 スタート形)」です。
マイズコードの各ステップを書く場合、予め分かっている base (下の絵も参照)から書くのが普通です。しかもそのbase のステップ番号を0として書き始めるのです。
0 base
と書き始めます。わざわざ、
1 1-5,s
2 R2,p/
3 L2,2p/
とは書かないのです。書いてもいいのですが、書く必要がないというのが実際でしょう。
baseは、綾取りのはじめの形として、極めて一般的な形です。大抵の場合、0 base と書く事になるでしょう。でも、実際には、いろいろな開始形(はじめの形 スタート形)があります。世界の綾取りに挑戦するとなると、様々な開始形を知る必要があります。世界の広さを知るところです。マイズコードでも、いろいろな開始形を持っています。すぐにはそれらの紹介はしませんが、とりあえず、そのうちのもう一つだけは紹介します。
1 1-5,s
2 R2,p/
3 L2,3p/

base を取る最後のステップで、右手の手のひらの2pではなく、3pをL2に飛ばす形です、丁度隣にずらして、off set の位置の糸を飛ばすことから、base off という名前を付けた開始形です。あまり頻繁には使いませんが、意外な効用があり、形を作る上での便利な開始形なのです。base とほとんど同じ取り方ですから、関連づけてこの際覚えてください。

次回は、ここまでのコードを使って、練習形を取って見ることにします。練習形ですし、使うコードも限られていますので、いい形とか面白い形と云うものではありませんが、是非、取って見てください。習得の確認になるはずです。

base 形のバリエーションとして、Lbase(左からのbase) vbase(絡みがけのbase) Lvbase(左からの絡みがけのbase) xbase(交差からのbase)といった開始形もあります。まず、あまり使うものではないのですが、同形の、糸がかり違い、といった特定の形などを作る場合は、こうしたパリエーション形 base を開始形として用いなくては出来ない形もあります。このあたりは、先の話題です。



Starting Position
0 base or base off (mizz code)


















mizzstring