2006/07/26
X Dome
Mizz Code Basics 18
「Xドーム」です。
Xの門からさらに糸を飛ばします。つまりステップを追加します。絵にも書き込んでいますが、
0 base
1 1,5a
2 5,1b
3 1-5,2 [X Gate]
4 5
5 1-5,1
6 SPR & arrange
と、ステップ4,5を新たに追加しています。ステップ3はここから形づくりをすれば、Xの門、前回の形になることを示しています。下の絵です。
形の真ん中に不思議な曲線があります。5biの糸を上に引っ張り上げて、ドーム状にしています。2本線でXを描いている糸がドームの糸を挟み込んでいるため、形が固定できているのです。ステップ6には詳細はありませんが、糸の状況と絵を見れば、誰でも、形づくりができるというものです。Xの門から、糸を外して、さらに、糸を飛ばして、形作りへと進めています。できましたでしょうか。
今までに、習得していただいたコードで、取り方を記述しています。ステップ数が6+1ありますから、多少は難しく見えるかも知れませんが、中身はそれぞれ極めて簡単なコードです。順を追って、糸を確認して、目的地に飛ばして行けば、必ずできるものです。最後の形づくりは、多少センスを求められるところですが、糸の状況を見れば、絵に近づけることなどたやすいものでしょう。
Mizz Codeなるものが、どのような機能を持っているのか、お分かり頂けたことと思います。記述もできるでしょう。そして、各ステップでは、飛ばす糸の選択肢も飛ばし先の選択肢も沢山あることに気が着かれたと思います。簡単なコードで、選択肢を潰していく方法があるな、と十分に感じていただいているものと思います。コード編集の可能性も予見できるでしょう。
MIzz Code が新たな創造への道具になっていることも、なんとなく感じられたはずです。いろいろな綾取りはでたらめから生まれるのですが、そのでたらめの中に、このようなコードを持ち込んで、選択肢を整理したり、変形したり、順序を変えたりして、試して見ることが、そのでたらめさから、素晴らしい形を固定化できるようになるからです。
X Dome(mizz code)
0 base
1 1,5a
2 5,1b
3 1-5,2 [X Gate]
4 5
5 1-5,1
6 SPR & arrange
mizzstring
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