2006/08/09
X Sun
Mizz Code Basics 25
「太陽のX」です。
6ステップ(0 baseを飛ばして、最後のステップNo をそのままステップ数として言います。)の少し長いものですが、内容としては、単なるアッダーパスを含むなんと言う事はないステップコードです。左手と右手でそれぞれ違った飛ばし方をしていますが、下の絵とほとんど同じものです。ステップコードの違いで、形は意外な展開を見せるものです。予測できるようで、取って見れば、偶然としか言いようがないのです。
さて、取ればすんなりと、丸い太陽が登場するわけではありません。四角いはんぺんがあるばかりです。まあるくするには、それなりの加工が必要なのです。紐をあやしながら、作っていけば、それなりの形に納まるというものです。写真ではなかなか苦労するとは思いますが、絵の方は何回か描き直せば、それらしくすることが容易です。なんとかまあるくなる見通しが着けば、合格です。
ここでは、糸名として、p1 の他に p2 というのも登場してきました。p1というのは、p(手のひらの糸)に平行で、p の先(中心側)にある糸を言いますが、p が無くても、手のひらから離れて、手のひらと平行している糸はp1と名付けます。さらにその先にある(別の手の方にある)手のひらに平行している糸をp2というのです。絵に書いた通りです。
絵は左手から見ての糸名表示ですが、右手から見た場合は、どうなるかというと、まず絵のp1は、p1/と表すか、右手から見て p2と表します。また絵のp2は、p2/か p1 と書き表します。p/は当然右手からなら、p となります。目的地により/の使い方も含めて、糸名表示をしっかりと、理解しておいてください。糸名が違っては、狙った形には届きません。
アンダーパスの形取りをしっかりと読み取れるように、幾つか練習して貰います。似た様な形もありますが、意外な形もあります。と思います。マイズコードの神髄なのですから、繰り返しアンダーパスコードを読んで、形づくりを楽しんで貰います。また、いろいろとコードの変更等々の試行錯誤を自らつくり出して、試してください。
X Sun (mizz code)
0 base
1 L1,(2b)1b
2 L5,(2aj)5a
3 2
4 R1,5a
5 R5,1b
6 SPR & arrange
mizzstring
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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