2006/08/15
Orbit
Mizz Code Basics 28
「軌道」です。
このコードでは、飛ばす糸名が1 とか5とかになっています。1b とか 5a とかではなく、ループそのものです。勿論1は両手の1の糸を意味しては居ません、L1のループのことです。目的地の手の側の糸ですから、頭のLは省略されます。でもどうやって飛ばせというのでしょう。指から一旦外して飛ばし、その後、目的地に戻ってくるのです。ステップ2の5も外して飛ばし戻すのです。1というのがL1のループと分かれば、それを2aをくぐらせて、また目的地のループにすればいいと分かるでしょう。
一旦外して飛ばす時には、ループの糸を飛ばすべき糸名とすればいいのです。書いてしまえば、簡単です。覚えてしまえば簡単です。一々外してくぐらせ、また取り直すと書くのとは比べ物にならない位簡単明瞭でしょう。
たった4ステップのコードです。アンダーコードで書けば、簡単でも、Xものとは違った形が取れるのです。本メルマガ開始から幾つかでは、この軌道シリーズを紹介しました。あらためて見ていただければ、取り方次第で、いろいろな軌道ものが取れることも分かって貰えると思います。当時はコードを一切示していませんので、コードから取ることは出来ず、見るだけなのですが。
アンダーバスの糸名の 2a 2bを取り替えて試してみたくなりませんか。どうなるか興味が湧くでしょう。あるいは (2b 2a) (2a 2b) とかもやってみようかなとか思いませんか。どうぞご自由にコードを書き換えて、実際にやってみてください。何の保証も、何の御利益もありませんが、やれば、やっただけのことはあるものです。意外なセンスが働き、面白い名前の形が得られないともかぎりません。やっていると、デフォルトのオーバーパス以外にも、オーバーパスが存在していると気がついたかもしれません。 マイズコードにも、ちゃんと、オーバーパス コードがあります。
次回はオーバーパス コードの説明です。これを用いれば、選択肢が一挙に増大するなと、直感されたことと思います。
Orbit (mizz code)
0 base
1 L1,(2a)1
2 L5,(2b)5
3 2
4 SPR & arrange)
mizzstring
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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