2006/08/19
X Heart
Mizz Code Basics 30
「X ハート」です。
多分見た瞬間、太陽のX の下の蛇絡みが消えた結果、ハート形になっていると気がついたことでしょう。下にその太陽のX が置いてありますので、絵を比較して見てください。ついでにステップコードについても、比較しておいてください。
オーバーパスコードに変わっていることの他、ステップ順序が少し変わっていることも気が着かれたことでしょう。他にはなんの違いもありませんが、このように、コードを替えれば、形も違ってくるということです。これに気付けば、コードでの試行錯誤が極めて創造的な道具となる可能性も十分に感じて頂けるものと思いますが、いかがでしょう。
同じような手順では、どのようになるのか等々、いろいろ試行錯誤してみたいと思った方は、ぜひ、いろいろとトライしてみてください。いい形が取れて、コードが書ければ、ぜひ、教えてください。ぜひ、発表してください。絵の方は、私が多少ながら、お手伝いさせて貰います。
さらには、より複雑なマルチパスものを練習することにします。というよりは、いろいろな形で場数を増やせば、マイズコード等、直ぐに手になじむものです。飛ばすとはいうものの、目的地側からの応接も必要なのです。糸の飛ばし方を完結させるには、目的地側からの取り込み補助動作もまた必要なチームワークというものです。マイズコードにはチームワークの記述はありません。でも、飛ばし方を覚えれば、結果として、チームワークという頭脳プレーが分かってきます。書かなくても、各指や手やその他の連携プレーが自然に生まれてくるはずです。
マイズコードの特徴は、飛ばし方だけの記述という簡明さなのですが、飛ばし方(経路)、目的地が逐一明確なので、目的地側がどうすれば、適切に飛ばし方を完結できるかが、最初から明瞭だからなのです。次回もオーバーパス コードによる形を練習します。以前取った形のバリエーションものです。
X Heart (mizz code)
0 base
1 L5,(2a*)5a
2 L1,(2bj)1b
3 2
4 R5,1b
5 R1,5a
6 SPR & arrange
mizzstring
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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