2006/08/31
String flying by TT method
Mizz Code Basics 36

「指先タッチ渡しの交換」です。
最初の右上の絵は、base とした後、指先タッチの渡し R5T5/ をしたところです。この後、直ぐに、元のR5 の糸を新たに取った R5 の糸を越えて、L5に飛ばすという(L5T5/ oldというコードで書き表します)、連続指先タッチ渡しをすれば、左中程にある絵となります。手を広げれば、下の絵のようになっているはずです。下の別の絵はT コードの説明図です。TTとの違いを比較してください。

丁度、指先タッチをした、それぞれの糸を交換すると云う形になります。R5T5/ と L5T5/ old と二つのコードを書いても間違いではありませんが、マイズコードでは、これを簡単に R5TT(R5TT(5/)) と書き表します。ここでは、同じ 5の指同士ということで、他方の5を省略しているのです。もし、仮に、タッチする指が違っている場合は、R5TTL2(または、R5TT2/) と書かなければ意味が通じません。

R5TT というコードは、(1)R5T5/ (2)L5T5/ old を表すということの復習ですが、L5TT というコードと同じではありません。これは(1)L5T5/ (2)R5T 5/ oldと順序が違います。R5TTとある場合、最初の目的地がR5 で糸が5/、二番目の目的地がL5で、糸が5/ old ということです。この順序をしっかりと覚えて、使ってください。

Tコード をタッチした指同士で繰り返すのが TT というコードなのです。ここには、最初と二番目の目的地とそれぞれの糸を明確に示す必要があります。同じ指同士の場合は省略書きができます。このTTコードでも、様々な選択肢があるとお分かりいただけるでしょう。

次回はTTコードを用いた形を練習して貰います。



TT Code (mizz code)

0 base
1 R5TT





mizzstring













このマイズコード解説シリーズについては、
ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。