2006/09/04
Twist Code
Mizz Code Basics 38
「ひねりのコード」です。
ダイヤモンドを取って、次をいろいろと楽しむ前に、もう一つ簡単ですが、よく用いられる ひねりのコードを覚えて貰います。紐をひねればそこに絡みが生じます。その絡みが形に影響します。これで、ますますいろんな形への道筋が生じます。
似たような絵が並んでいますが、僅かに違っているだけですので、ちょっと注意して見てください。左の絵は base を取った左手の状態を表しています。中央の絵は、そのL2(ループ)のL2aをL2b側に(同時に元のL2b はその動作によって付随的にL2a側に)ひねったものです。このひねりをL2a をbへということで、L2ab と書きます。これで、L2の糸がひねられたことになります。勿論一旦L2(糸)を外して、ひねった(L2ab)後に(L2指に)戻すということです。
右側の絵は、L2baとひねった後の絵です。L2b の糸がL2a側に来るようにひねるということです。ひねりは指にあるa と b の糸をひねるということです。そして、二つのひねりが存在しています。つまり ab とba とがあります。abなら元a(新b)の糸が ノーマルポジションで上に、baなら元b(新a)の糸が上となります。二つの方向性があるひねりを確認してください。
ループが掛かっている指では、いつでもこのひねりコードを使ってみることができます。さらに、ひねりを繰り返す方法もあると気が着かれたと思います。繰り返し書くのではなく、L2ab[2]とその回数を[ ]書きで書く方法でそのひねりの回数を表します。
次回は、ひねりのコードも加えた、アンダーパス コードの練習取りへと行きましょう。
Twist Code (mizz code)
0 base
1 L2ab
0 base
1 L2ba
mizzstring
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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