2006/09/18
Pinch Code 2
Mizz Code Basics 45

「挟んで取るコード 2」です。
絵のように、5b の糸を、2bの下をくぐらせて、3.2と挟んでとるコードです。及び同じく、2.3と取るコードです。下の絵は1aの糸を2aをくぐらせて、3.2 または 2.3 と取るコードです。比較しながら、絵のように取れるよう、じっくりと取り組んでください。いずれも base からの取りが描かれているものです。

これらの挟んでとるコードを、正確に糸に再現できるようになれば、あとの形づくりはそれほど問題にはなりません。勿論実際には、base から取るというものではありません。経過的な糸の状況から、糸とパスと目的地が示されることになりますので、重要なのは、3.2とか2.3とかの形というか、指の掛かりということになります。分かってしまえば、どちらであろうと、その場の対応が執れるものですが、最初はこの指と糸の関係をそのまましっかりと覚えてもらいたいと思います。

なぜ、重要なのかと言えば、次のステップコードに関係するからです。2.3が3.2と間違えれば、次のコードを実行することができなくなるからです。大抵は、3.2 と取れば、次に1T3 となり、3のループの存在が欠かせないのです。2.3の場合は、5T2 となるのが普通です。いずれにしても、2と3が逆になれば、次のステップコードが示す糸が存在しないか、別の糸になってしまうはずです。つまり正確な取りができなくなるのです。

そして、このコードを含む一連の繋がっているステップコード群が、ダイヤモンドコードなのです。これさえ飲み込めば、ダイヤモンドの数々、その多くのバリエーションが自由に操れるようになるのですから、ここはがんぱり所なのです。

次回、もう一つの挟んで取るコード3 も続けて説明します。このコードは今までの挟んで取るコード (1)と2 とは少し違いますが、挟んで取るコードの類として、扱うことにしました。これは見ればそのまま分かるというものです。挟んでいるわけでもないのですが、挟んでいることにして扱っています。



Pinch Code 2 (mizz code)

0 base
1 3.2,(2b)5b

0 base
1 2.3,(2b)5a








mizzstring













このマイズコード解説シリーズについては、
ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。




















3次元図でデータを見たいと思ったら、
琵琶湖水質図09 pH2(10-12)
http://www.mag2.com/m/0000164231.html

世界の風景を空から見るならば
コルドバへ
http://www.mag2.com/m/0000163647.html

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