2006/10/06
Diamonds 4 Open
Mizz Code Basics 54
「ダイヤモンド 4 開」です。
形は簡明、世界に知られる基本形、四つの同じダイヤが並び、両端は開いた状態で、1と 5 以外には糸は無く、手のひらに掛かる糸もありません。この形を作るには、様々な方法がありますが、マイズコードは、正真正銘のダイヤモンド kick による制作です。
ここには、1 kick も 5 kickもあります。しかも、それぞれ扱う糸が少し違います。最も外側の糸は同じですが、その次の糸が違うのです。でも、kick なのです。最初のkick はba ab のひねりのコードと同じ結果になりますが、ダイヤモンドですから、ba ab ではなく、ダイヤモンド キックで取りましょう。慣れれば、kick の方が ba ab より素早く扱えるというものです。
最も外側の糸がどれなのか、二番目の糸とはどれなのかを、ステップ3,4の 1 kick 5 kick の場合と、ステップ7,8でのそれとは糸の状況が違っています。絵で十分に確認してください。少し長い説明にはなりましたが、かくて、ダイヤモンド キックで、ダイヤモンドが取れることができましたでしょうか。ぜひ、マスターしてください。似たような状態にすれば、何にでもダイヤモンドが追加できるということです。好きなだけ。いや、糸と技術の許す限り。
さて、下に置いた ダイヤモンド 9 ネット蓮 について、ステップ6 を5 kick としてみた方、取れはしますが、次のステップ7で立ち往生したでしょう。一方、ステップ7-9を5 kick とした方、カボチャの出来そこないのような形になったでしょう。これらの二つともを 5 kick とし方、形にはなりますが、なんと申しましょうか、名前がどうも付けかねるというところですか。やった方には大いに敬意を表します。それが、綾取りの本道というものです。お忘れ無く。いつか必ず幸運が向こうから形をつれてやって来てくれます。
この基本的 kick を自由に操ることが出来れば、ダイヤモンドは勿論のこと、様々な応用が効きます。マイズコードによる形には、このkick ものが結構多いのです。私が多用しているからです。皆さんにもはまり込んで使って貰いたいものと思っています。
さて、申し訳ありませんが、次回もダイヤモンド 4 開なのです。でもkick の類型ものコードが登場します。これも同じように使えるように覚えてください。
Diamonds 4 Open (mizz code)
0 base
1 1
2 1,2 [X open]
3 L1 kick
4 L5 kick
5 L1,5a
6 L5,1b
7 L1 kick
8 L5 kick
9 SPR & arrange (with inner pull)
mizzstring
いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。
創刊以来1年以上を経過、皆様のおかげで続けさせて貰っています。
さて、私のホームページの容量がメルマガの絵(図)が溜まってきたため、一杯となりました。
このため、2005年7月以降、2006年5月末までの絵(図)を削除して、以後の発行に備えることとしました。この間のバックナンバーの絵(図)が2006年9月末をもって出ないことになりましたので、お知らせします。ご了承ください。
もし読者の皆さんの中に、このメルマガのバックナンバーをあらためて見たいと思われる方が居られましたら、次のようなCDを用意しますので、eメールにて、
kyo-miya@k08.itscom.net 宛、お申し込みください。済みませんが、1sまたは2sの記号、価格、部数を記載してお申し込みください。
1s) 2005/07〜2006/06/20までの(1-155号分)文章(htm)と絵(図)(jpg)及び発行順リスト(ワード) \1,500円/部
2s) 上記及び綾取り絵を描くソフト (1)アプリケーション (2)ソース(デルファイ)
(3)データ(エクセル及び同VBA) (4)マニュアル(ワード、英文で古い) \2,000円/部
代金は、CD作成及び同郵送料を含みます。(別途請求はありません。)
申し込みとその内容をお受けしだい、作成し、eメールにて、ご連絡しますので、現金書留にて、メール内の住所へお送りください。(現金書留の郵便代はご負担ください。)
代金受領しだい、CDを発送し、eメールにて発送したことをご連絡申し上げます。
ご質問等は随時eメールにてお受けします。ただし、予め、本CDによるパソコンの不調等のトラブルについては、免責とさせていただきます。自己責任でお願いします。著作権は当方にあり、お譲りはいたしません。 以上
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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