2006/10/08
Diamonds 4 Open with tkick
Mizz Code Basics 55
「ダイヤモンド 4 開 tkick」です。
ダイヤモンド 4 開 を取りますが、前回とは違う取り方です。まずは、左側の13のステップコードを辿って、形を完成してください。このうちのステップ6〜8を L1 tkick と言います。ステップ5で取った糸(ここでは5a)をターゲットラインとして、1 kick のように、kick します。単なるkickはターゲットラインが外側から二番目の糸となっていますが、ターゲットラインを取って kick するため、これをtkick というのです。
L1 tkick = (1)L3.2,(target line) kick line of 1 (このステップで、23が取った糸は自動的にずり落ちて外れます。つまりキックされる分けです。) (2)L1 (3)L1T3 となります。ターゲットラインは、前段で取った糸が自動的に指定されているのです。ここではステップ5で L23ad,5aとした 5a old がターゲットラインです。これを最も外側の糸でキックしてはじき出すというのが、tkick なるものの意味です。ステップ10〜12 は L5 tkick ということです。tkick コードを用いれば、元13ステップだったコードが、9ステップのコードで書き表せることになります。この tkick もまた、ダイヤモンドキックの仲間なのです。ターゲットラインを前段のステップで決めることから、ターゲットの t を付けた kick ということで、tkick(ティーキック)と名付けたのです。
tkickでは、kickと違って、二番目の糸を探す必要はありません。前段のステップで、糸が決まるからです。あとはキックすればいいだけです。うーん、書いていてもなんやら難しいですね。絵を見て、なんとかがんぱって、ダイヤモンド 2 開を捉えてください。
L23ad とか L23bd のad bdは目的地側での糸の受け取り方向を表しています。ad はa からd への方向で、飛んで来た糸を受け取るということです。bdはその逆で、b から dへの方向でL23が糸を受け取るということを示しています。通常は明らかに分かるものですから、書きませんが、迷う場合のために、メモ書きして、目的地側での受け取りを明確化しているものです。必要を感じたら、付け加えてください。
はい、次回もダイヤモンド 4 開です。もう一つダイヤモンドキックの仲間が待っています。そういうことですから、できるだけ、しっかり把握して、使えるようにしておいて欲しいところです。まあ、あとは実戦あるのみですが。
これらの3種類のダイヤモンドキックを覚えれば、鬼にダイヤモンド間違いなし。
Diamonds 4 Open (mizz code)
0 base
1 1
2 1,2 [X open]
3 L1 kick
4 L5 kick
5 L23ad,5a
6 L1 tkick
7 L23bd,1b
8 L5 tkick
9 SPR & arrange
mizzstring
いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。
創刊以来1年以上を経過、皆様のおかげで続けさせて貰っています。
さて、私のホームページの容量がメルマガの絵(図)が溜まってきたため、一杯となりました。
このため、2005年7月以降、2006年5月末までの絵(図)を削除して、以後の発行に備えることとしました。この間のバックナンバーの絵(図)が2006年9月末をもって出ないことになりましたので、お知らせします。ご了承ください。
もし読者の皆さんの中に、このメルマガのバックナンバーをあらためて見たいと思われる方が居られましたら、次のようなCDを用意しますので、eメールにて、
kyo-miya@k08.itscom.net 宛、お申し込みください。済みませんが、1sまたは2sの記号、価格、部数を記載してお申し込みください。
1s) 2005/07〜2006/06/20までの(1-155号分)文章(htm)と絵(図)(jpg)及び発行順リスト(ワード) \1,500円/部
2s) 上記及び綾取り絵を描くソフト (1)アプリケーション (2)ソース(デルファイ)
(3)データ(エクセル及び同VBA) (4)マニュアル(ワード、英文で古い) \2,000円/部
代金は、CD作成及び同郵送料を含みます。(別途請求はありません。)
申し込みとその内容をお受けしだい、作成し、eメールにて、ご連絡しますので、現金書留にて、メール内の住所へお送りください。(現金書留の郵便代はご負担ください。)
代金受領しだい、CDを発送し、eメールにて発送したことをご連絡申し上げます。
ご質問等は随時eメールにてお受けします。ただし、予め、本CDによるパソコンの不調等のトラブルについては、免責とさせていただきます。自己責任でお願いします。著作権は当方にあり、お譲りはいたしません。 以上
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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