2006/10/18
Diamonds 2 Open with cut a line
Mizz Code Basics 60
「ダイヤモンド 2 開 線入り」です。
コイリング コードを使っての ダイヤモンド 2 開 です。5c の糸が下側と真ん中に走っているのがお分かりになるでしょう。コイリング コードに続いて、3回も tkick を使っています。5 tkickはその二本線をそのままキックラインとして使っています。11ステップのコードですが、ターゲットラインとキックラインを正確に読み取れれば、それほどのことはないでしょう。
ダイヤモンド 2 開のバリエーションというものですが、真ん中の線を上に上げてしまえば、上下二本線のダイモンド2開ということにもなるかもしれません。1,5aij とやって、SPR & arrange とやれば、いいのではないかと思います。両端形は、開ではなく、箱となるようですね。手のひらの糸が生じるからです。これもいいバリエーションでしょう。形の名前は、ダイヤモンド 2 箱 上下二重線 と言ったところでしょうか。
このように、5c を使っての形は、大きな変化は与えませんが、二重の糸とか、余りの糸がつくり出す形を描いて呉れます。多分未開拓の分野もここにはあって、意外な形や、大きな変化への道が内包されているかも分かりません。ぜひ、いろいろと試して見てください。マイズコードの一つ一つは単純なのですが、その組み合わせが自由にできる所が、文章による取りの説明と大きく違って来るところです。文章では、単純な置き換えや、順序替えは意味不明となるでしょう。でもマイズコードなら、単純に試して見ることができるのです。なんでも出来るというものではありませんが、多少のことなら、出来てしまうところがあるでしょう。そこに創造のきっかけが生じているのですから、大した道具となるのです。
早いもので、もう60回の解説となりました。これだけやれば、もうマイズコードも相当理解できたのではないかと思いますが、いかがでしょうか。ここまで来るのも、私なりに沢山の試行錯誤を続け、場数勝負で多少の自信を持った結果ですが、自分でやっていて、これほど助かったことはありません。取り方は直ぐ忘れてしまって、暗記で取るとか、手で覚えたものを取るとかはもう出来はしませんが、コードを見れば、取れるのですから、大助かりです。文章を読むのはしんどいですが、これなら簡単です。絵とコードを一緒にしておけば、もういつでも絵を見て再現できるのですから、コード様々です。
ぜひ、皆さんも、このコードを使って、また取った形をコード化し、またコードをいじって、新しい形にも挑戦してみてください。形は無限です。とんでもない形でも、いい名前さえ付けたならもう怖いものなしで、世界を驚嘆させることもできるのです。でも、ここは次回の61回目がありますので、相手をしてやってください。
同じような形を、もう少し練習しておきます。コイリングコードと、ダイヤモンド キックコード による形です。
Diamonds 2 Open with a cut line (mizz code)
0 base
1 L5bc
2 R5,5c/
3 1
4 1,2
5 23,5ai
6 1 tkick
7 32,1b
8 5 tkick (5bo: 2lines)
9 23,5ao
10 1tkick
11 SPR & arrange
mizzstring
いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。
創刊以来1年以上を経過、皆様のおかげで続けさせて貰っています。
さて、私のホームページの容量がメルマガの絵(図)が溜まってきたため、一杯となりました。
このため、2005年7月以降、2006年5月末までの絵(図)を削除して、以後の発行に備えることとしました。この間のバックナンバーの絵(図)が2006年9月末をもって出ないことになりましたので、お知らせします。ご了承ください。
もし読者の皆さんの中に、このメルマガのバックナンバーをあらためて見たいと思われる方が居られましたら、次のようなCDを用意しますので、eメールにて、
kyo-miya@k08.itscom.net 宛、お申し込みください。済みませんが、1sまたは2sの記号、価格、部数を記載してお申し込みください。
1s) 2005/07〜2006/06/20までの(1-155号分)文章(htm)と絵(図)(jpg)及び発行順リスト(ワード) \1,500円/部
2s) 上記及び綾取り絵を描くソフト (1)アプリケーション (2)ソース(デルファイ)
(3)データ(エクセル及び同VBA) (4)マニュアル(ワード、英文で古い) \2,000円/部
代金は、CD作成及び同郵送料を含みます。(別途請求はありません。)
申し込みとその内容をお受けしだい、作成し、eメールにて、ご連絡しますので、現金書留にて、メール内の住所へお送りください。(現金書留の郵便代はご負担ください。)
代金受領しだい、CDを発送し、eメールにて発送したことをご連絡申し上げます。
ご質問等は随時eメールにてお受けします。ただし、予め、本CDによるパソコンの不調等のトラブルについては、免責とさせていただきます。自己責任でお願いします。著作権は当方にあり、お譲りはいたしません。 以上
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
|