2006/11/01
Tiny Figure Names
Mizz Code Basics 67

「小さな形の名前」です。
今までにも、こうした形を沢山作ってきました。名前を紹介したりせずに、いましたが、改めて、名前を紹介しておきます。全体の形ではなく、部分の形ですが、全体の形の名前を云う時に、補助的にこうした名前を使うことも多々ありました。さっそく紹介しましょう。

まず上の段の左から、クロスオーバー「交差」、真ん中は、クロス、水平クロス(略してh-クロス)「クロス掛け」「横クロス掛け」、右は、クロス、垂直クロス(略してv-クロス)「クロス掛け」「縦クロス掛け」とマイズコードでは呼んでいます。

二段目の左は、パール 「真珠」、真ん中は、スネーク 水平スネーク(略してh-スネーク)「蛇絡み」「横蛇絡み」三段目の真ん中は、スネーク 垂直スネーク(略してv-スネーク)「蛇絡み」「縦蛇絡み」と呼んでいます。蛇絡みにもう一つクロスが加わると、ロングスネーク「長蛇絡み」(二段目右)さらにクロスが加わると、「倍蛇絡み」(三段目右)と言います。絵は横しか描きませんでしたが、縦も当然存在します。
こうした名前を補助的に使えば、全体の形の中に、このような小さな形があることが分かるでしょう。それが、どの位置にあるかとか、組合わさっているとかを言えば、名前から形の詳細の見当が付けられることもあるでしょう。言葉で伝える時には多少は効用があると思います。(国際綾取り協会の公式名ではありません。マイズコード上の勝手な名付けです。いい名前が登場すれば、どうするかは改めて考える予定です。)

下の絵には、これらの小さな形が並んでいます。それぞれをどう呼ぶかはお分かりですよね。ところで、話は変わりますが、いい名前があったら、教えてください。募集はしていませんが、採用させて貰う場合もあります。お礼は? 予め言っておきますが、ありません。命名権とか発案者名を付けるとか、著作権を保証するとか、一切ありません。まあ、その時になれば、また別の話となるでしょうから。

改めて云うまでもないでしょうが、真珠は蛇絡みの変形です。蛇絡みは真珠にすることが出来、真珠は蛇絡みに替えることができます。たったこれだけのことに気付くまで、私も結構長い時間かかりました。真珠が出来ると、それは取り方で生じると思ったりしたものです。ちょっとの差で真珠になったり、蛇絡みとなるのが何故なのか、その取り方の原因が分からなかったものです。分かってしまえば、なーんだとなりますが、真珠を取りたいと苦戦したことも懐かしい時間の思い出となりました。

次回は、ナバホ取りコードの説明です。ナバホ取りは世界的に知られている取り方です。ご存じの方も多いと思います。




mizzstring








誠に申し訳ありませんが、2006年5月末以前のバックナンバーには絵(図)が出ません、ご了承ください。
もし、この以前のバックナンバーの文と絵(図)をあらためて見たいと思われる方、あるいは綾取り絵のプログラムを使って見たいと思われる方は、下の、お気づき、ご意見、ご批判、ご提案、お知恵等の欄から、著者のメールアドレスを利用してお申し込みください。質問等もどうぞ。



このマイズコード解説シリーズについては、
ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。








3次元図でデータを見たいと思ったら、
琵琶湖水質図31 PN3(1-3)
http://www.mag2.com/m/0000164231.html

世界の風景を空から見るならば
ジブラルタル到着
http://www.mag2.com/m/0000163647.html

お気づき、ご意見、ご批判、ご提案、お知恵等

.本メールマガジンの講読解除