2006/11/25
Mountains Tunnels
Mizz Code Basics 79
「山とトンネル」です。
山が二つ、トンネルが3個あります。出口と入口の関係もひょっとしたらあるのかも知れませんが、とりあえず、よろしくです。実はこの形は前回の舌出し怪人の成れの果てなのです。言うなれば、同手順根性まがりの形なのです。下に絵がありますので、比べてください。コードは同じで、形が違っています。
下の舌を引っ張って引っ込めると、この形になるのです。ならなければ、するということです。蛇がらみが真珠に変わったのです。舌は真ん中のトンネル口に変わったのです。舌出し怪人が、途中形としてコードに書かれていますが、この形を経由して、山とトンネルの形になっているのです。根性まがりと言えるにしても、全く違った形として認識されれば、根性曲がりということではなくなるかも知れません。
本題は根性曲がりの話ではなく、あくまでも開始形「パリ」と「ナバホ」の形として、示したもので、まずは、このコードを読み取って形にして貰うことなのです。変形はその付録です。
この様に、同じ手順から、変形していく場合、根性曲がりだけではなく、別の名前も欲しいところです。丁度だまし絵的なニューアンスも感じます。舌を引っ込めていく所などは、なかなか面白く、最後にツルリと動いて、この縦長の真珠となって、形の中央に、納まるのですから、何か特別の名前というか、呼称があっても、いいのではないかと、思うところです。
そして、舌が単に引っ込むだけではなく、怪人がトンネルの中に吸い込まれるかのように消えてしまうのですから、劇的変換というか、変わり身というか歌舞伎の衣装早替えにも似ています。そこで、私は、これを、形の衣替えと言っております。いかがでしょうか。
次回は、この形からの、形の衣替えをもう一つ紹介します。形を反時計方向に90度回転させるというものです。乞ご期待。
Mountains Tunnels (mizz code)
0 paris 2
1 1,2a
2 1N
3 move snakes(1-2) to center
4 5
5 5,2b
6 arrange figure
7 2 [Tongue Phantom]
8 SPR & arrange
mizzstring
次回の絵を、すぐ見たい方は mizzブログ。
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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