2006/12/01
A Tear at Mountains Pass
Mizz Code Basics 82
「涙の峠道」です。
なんの変哲もないコードとその形です。下の山とトンネルに似てはいますが、それ以上にシンプルな形で、少し間抜けな感じです。山とトンネルはパリ2という開始形とナバホによる形で、舌の怪人からの衣替えがあり、さらに回転させての雪だるまがやってくるというものでしたが、涙の峠道にはそうした演出はありません。
でも、絵の上の方を見ると、Fe,s(Destination e, String) という背景文字があります。グレーの小さな文字で、なにやら分けの分からない説明があります。意味は、 「飛ばし先の指 e, 糸」という新たに登場する e コードがないと形はどうなるか、といいたいのです。話はどうも七めんどくさいことに、後から登場する e コードを説明する前に、もしe コードが無かったらどういう形になるかを見せているというもののようです。そのつもりです。
次回を見る以外に、何処にe コードなるものが出てくるのか分からないという代物ですが、それはさておき、簡単コードを練習がわりに取って見てください。これに、e コードなるものが加わると、どう形が変わるのかと云うところを見せようとしているのですから、そこはご協力をお願いします。やらせではありません。いやあたかもやらせのようにやって頂くという、変わったお願いとなります。
久しぶりといえば、久しぶりと思いますが、qd というものが登場しています。p に掛かる糸でノーマルポジションの場合上側がqu 下側がqd というのを思い出してください(解説46参照)。 base から始めて、qd を5に飛ばし、元の5を外し、1 kick を取って、この絵の形にして頂くことになります。どうぞ、あたかもご自分で、コードを読み取って形を作ったように取ってください。この絵や文章は、単にその手助けのための参考までに。
簡単ですから、なにも言われる程のものではないでしょう。下の絵と比べると、中央に来る形の向きが違って、形をぶら下げているものとなっています。ちなみに下は形にぶら下がっているということになります。細かいことはどうでもいいのです。結果が出たかどうかです。よほどのことが無い限り結果が出たでしょう。結果とは何かとか聞かないでくださいね。
準備ができましたら、今回はここまでです。次回にe コードを説明します。e コードの効果の程をお楽しみに。
A Tear at Mountains Pass (mizz code)
0 base
1 1,(2b)5a
2 2
3 5,qd
4 5 old(5bo-5bo)
5 1 kick
6 SPR & arrange
mizzstring
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このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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