2006/12/09
Orbit (0*)
Mizz Code Basics 86

「軌道 (0 オーバーコードによる)」です。
ここでは、(0*)というコードで軌道を取るというものです。0は手首(リスト)を表します。ステップコード1 のR0,2/は左手の2のループを右手の手首に飛ばすという意味です。その後ステップコード3で 0* コードが登場します。説明用の3つの絵のように、0のループが外れるかのように取るのですが、丁度0の糸を越えて、元の1-5の糸を取り直すと言う取り方なのです。
(R1とR5 にそれぞれループが掛かっていて、飛ばす糸をR1-5 と書きますが、1と5でも1-5でも同じと考えてください。全く元と同じ状態の復元が指示内容です。1と5を1-5にせよとかその逆を指示するものではありません。実際に両方が存在します。書き方が簡単な方を選んだということです。)

この取り直しをする時、1と5(1-5)の糸を空中に一旦浮遊させて置くかのような絵になっていますが、こんなことは魔法でも使わなければ、出来ないと言わないでください。左手がこれを保持していて、0*と0のループを越えて来た、右手の1-5(1と5)に戻すということなのですから。そこが、マイズコードの飛ばし術たるところで、手の一々の動きは記述しないのです。糸があたかも0を越えて元の目的地に戻ればいいのですから。

0* の場合は、オーバーパスであっても、このように特殊性があります。手が0(糸)を越えて受け取りに行ってもいいし、糸が0(糸)越えて目的地に飛んでもいいのです。結果として、この説明図のように糸が飛び、0(糸)が外れればいいということなのです。

かくて、4ステップコードの0* の軌道は取れたでしょうか。簡単な形ですから、ぜひ、0* コードによる取りを完成させてください。左手さんには右手の元の糸の状態をしっかり保持して、元のままの状態で、正確に戻すことを頼んでおいてください。

この0*コードはなかなか味のあるコードです。両端にコーナーボックスというかふたが付くと言うもので、しっかりした形になります。

次回は、0* の練習形をお見せします。



Orbit (with 0* Code) (mizz code)

0 base
1 R0,2/
2 R2
3 R1-5,(0*)1-5 (=R1-5)
4 SPR & arrange












mizzstring










次回の絵を、すぐ見たい方は mizzブログ。

このマイズコード解説シリーズについては、
ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。








3次元図でデータを見たいと思ったら、
ミシガン湖水質図04 導電率8-9
http://www.mag2.com/m/0000164231.html

世界の風景を空から見るならば
カサブランカの光の海へ
http://www.mag2.com/m/0000163647.html

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