2006/12/15
Starting Position Palace
Mizz Code Basics 89
「開始形 Palace」です。
開始形パレス群(palace 0, palace, palace 2)を紹介します。パリはもうご存じでしょうが、base paris palace の各コードを示して見ましたので、それぞれの関係を理解してください。細かな取り方の説明図はなく、簡単な始めの部分の絵だけで、恐縮ですが、沢山絵を描くよりは、コードの比較の方が簡明でしょう。というかスペースが大いに節約できるという分けです。
baseとparis の関係はこれらのコードから分かる様に、parisはbaseに、ひねりのコードが加わったものです。ひねりの回数で、paris 2という開始形にもなり、ここにはありませんが、ひねりの方向から paris ba というのも存在しているのです。さて、palace 0 は、 R1-5,(p/)1-5 というアンダーパス コードが加わります。palace は、palace 0にひねりコードが加わると言うもので、ひねりの回数からpalace 2 というコードもあるのです。
これらの開始形の関係は、baseにコードが加わることで成立しています。加わるコードというのも同じようなものですから、覚えてしまえば、自由に扱うことができるでしょう。これらの開始形を用いて取る事で、似たような後のコードに違った形を与えることができるのです。
この開始形パレスは、baseやparisと違って、左右対称形ではありません。そのため、形の上でも、左右対称とはなりません。それがまた一つの魅力ある開始形となっているのです。
当然ながら、paris 3 も palace 3も存在します。ですが、ひねりを加えれば、それが単にひねりの形を増やすだけでもあり、すんなりといい形には、逆に仕上げにくくなるのです。複雑な形目指して、さらに研究すれば、いい開始形になるかもですが、私はあまり成功していません。開始形を考案するのも綾取りの新分野と思います。覚えやすく、効能豊かなコードを考えて見るのもありです。
次回は、開始形palace 0 からの形を練習します。
palace (mizz code)
1 1-5,s
2 R1-5,(p/)1-5
3 R2,p/
4 R2ab
5 L2,2p/
6 L2ab
7 SPR
mizzstring
次回の絵を、すぐ見たい方は mizzブログ。
このマイズコード解説シリーズについては、 ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。
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