2006/12/25
Diamond 1 open
Mizz Code Basics 94

「ダイヤモンド 1 開」です。
s1 s2 と2本の同じ長さのループ(紐)を使うのです。コードはダイヤモンドキックスで取ります。残念ながら1本の紐では取れるはずはありません。しかし2本の紐を使えば、このように奇数ダイヤモンド開が取れるということになります。かくて、あらゆる自然数のダイヤモンド開はこの方法も利用して取れるということになります。

2本の紐を使う綾取りなんて、邪道と言われるかもしれませんが、そう純粋1本主義にこだわることもないでしょう。たかが糸1本増えたくらいでめくじらを立てることもないでしょう。大勢で取り進む綾取りでは、いくらでも紹介されています。ダイヤ開のほうにこだわれば、こうした方法があったということなのです。

2本の紐でも、コードは一緒です。特別のコードは必要ありません。最初に2本の糸を使うために、s1 s2 と別々の紐を取ることを示せば、あとは本数に関係なく、マイズコードで書くことができます。紐の長さを同じ長さとすることを、s1=s2 と示します。長さの異なる紐を使う場合もあります。その時はs1>s2 といった記号で示します。この解説では長さの異なる紐での形は紹介しませんが、同じ長さの紐2本では出来ない形もあるということです。

偶数ダイヤモンド開が取れるようになったら、この奇数ダイヤモンド開の問題は非常に興味を感じるでしょう。そしてこの解答はまた、もう一つ興味を感じさせることができるでしょう。教える機会があったら、これを楽しみにしごいてやってください。手品もどきの演出もあるかもしれません。大いに試して見てください。ダイヤモンドキックスを知っていれば、特に問題なく取れるというものです。

やっていて思うのですが、2本取りは、やはり特別の場合です。普通は1本で取っています。1本でも十分に様々な形が潜んでいますから、あえて2本取りを普段の場合にやらなければならないとは感じないからです。でも、これでなければ取れない形もあるので、時には追及したくなるものです。

次回は、2本取りの練習形を紹介しておきます。



Diamond 1 open (mizz code)

1 1,s1
2 5,s2(s2=s1)
3 R23,5a
4 R1 tkickp
5 R5 cpkick
6 SPR & arrange












mizzstring










次回の絵を、すぐ見たい方は mizzブログ。

このマイズコード解説シリーズについては、
ホームページで見られるようにしました。ただし、英文のコメントから絵を見るというものです。バックナンバーを見るよりは、簡単明瞭に確認できるかも、ということです。英文の修正、表現の向上にご協力頂ければ、ありがたいところです。








3次元図でデータを見たいと思ったら、
ミシガン湖水質図12 DO 6-7
http://www.mag2.com/m/0000164231.html

世界の風景を空から見るならば
砂漠の中の渓谷
http://www.mag2.com/m/0000163647.html

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