提言 126
周波数委員会はフェアーに行動すべき
2004−12−15


周波数委員会はフェアーに行動すべき

JARLの周波数委員会より、V/UHF帯を含めた周波数利用区分の改正を求めての意見の募集が広告された。(2004−12−15)
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/freq.htm

その中に以下のような記述がある。
「これまでJARLに寄せられたご意見等」
先月初旬に周波数委員会が開かれ、会員等からの要望を踏まえて告示改正を求める意見の募集となったはずである。
委員会は数名(確か4名)で構成されており、当然送られてきた意見についてはフェアーに受け止めここにその事実を明らかにしてパブリックコメントを求めて当然である。
ここに、私が今年の9月に周波数委員会に対して行った要望書がある。

周波数委員会に対する要望書(word文書)


要望書に添付した144MHz利用状況調査書(word文書

しかし、そこで強く求めた144MHzのアマチュアの復権を目指したレピータ設置の要望は無視された。
この要望書の存在は委員長も認識しておりjJARLの担当部署の職員も承知していることは要望書を提出した後に確認している。
JARLが本当に会員に開かれたものであるのなら、委員会に寄せられた意見に対して平等に対応するのは当然である。
そして、そういう要望があることを公にしてアマチュアからの意見を受け、その意見と実際に周波数帯の調査を行って最善の方向を決めればいいのである。
しかし、その意見をフェアーに扱わず、初めから数人の委員の意思で操作して告示を改正しようとしているのは明らかだろう。
お上のやっているパブリックコメントと全く同じもので形式的なものに過ぎないのではないかということは想像できる。
144MHzは2MHzと周波数が狭いということは承知している。 しかし、この周波数が混雑しているのはアマチュア無線ではない。  皆さんもとっくに承知だと思うがこの144MHzは最も不法局に占拠されている周波数であり、ここが混んでいるというのはアマチュア局の電波ではない。
この状況は添付した
要望書に添付した144MHz利用状況調査書(word文書
の状況を見てみれば明白である。
JARLの周波数委員会がこの要望を無いものととして扱った背景にはJARLがこのような不法局をある意味で容認している姿勢の表れだろう。
委員会にこういう意思がある限り、今回のパブリックコメントに対して私が再度要望をしても、その答えがどういうもので返ってくるかは明白である。 「周波数が狭くて混んでいる」 というものであろう。

今、アマチュアがこれだけスランプに陥っている原因の一つが我が物顔で不法運用を行っているこれらの局であることは皆さんも承知だろう。
JARLの行動を見ていると彼らもアマチュアとして認めているのに違いないと思う。  JARLがおんぶにだっこもJAIAにとっては既にアマチュア局よりもこれら不法局のほうが重要な消費者なのであり、彼らの需要無くしては企業として存続できないのかも知れない。
JARLがその論理に協力しているのではないかとさえ思える。
ここまで露骨に不法局を温存させようというのであればJAIAや不法局とのつながりさえあるのではないかと疑いたくなってしまう。

JARLは今組織改革に取り組んでいるようだが、JARLは上から下までこういう体質である限り立ち直ることなどできるはずがない。
JARLが本当に全アマチュアを代表しこれからもアマチュア無線の発展を目指すのであるのならばこういう体質を改め何事もフェアーであるるべきである。


追記
16日にJARLの担当者に連絡し訂正加筆を申し入れ以下のように訂正された。
しかし、JNには訂正はされない。 強力に申し入れて訂正されたがどう見ても委員会の意思が働いていての扱いだったということは否めない。 作成した事務局だけでなく周波数委員長も確認しているのだからケアレスミスとは言えないだろう。
結果を見て判断したいと思う。


144MHz帯】

  1. WSJTによるEMEが国外では144.1MHz以上でおこなわれているので、これらの周波数でもEMEができるようにしてほしい。
  2. EMEは、占有周波数帯幅が6kHz以下の全ての電波型式としてほしい。
  3. IRLP、WiRES、EchoLink、eQSO等の専用周波数を設定してほしい。
  4. 144MHz帯においてレピータを開設できるようにしてほしい。
追記2
さらに驚いた。 WEBにアップされた原稿は委員全員に送られてチェックがされていたという。 もちろん私の要望書も委員全員に送られていた。
このミスに委員全員が気がつかないとは驚きだ。 即ち、委員は自分たちの仕事の重要性など理解していないということだ。 こんな連中が決めたものが総務省に要望として送られ、それが告示として我々すべてのアマチュア局の運用範囲を決めるというのだからたまらない。
歴代周波数委員会というのはアマチュア全体ではなく委員の意向で動いていた。
その昔、144の半分がSSBになった時代があった。そう亡くなられた某実力者が委員(長?)の時に。
如何にJARLという組織がいい加減でろくでもないものであるかの証明のようなものだ。
こんなJARLに対して何にも行動しない日本のアマチュアも終わっているということか。








7*4*V*