提言 134
本気で組織改正をやっているのか
2005−2−8 

本気で組織改正をやっているのか

アマチュア無線の急激な減少はJARL会員の減少を引き起こしそしてそれはJARLの財務体質を悪化させている。 JARLは再び組織改正をやっているようだがまたいつものように組織内の人材を使ってやっているから頭の切り替えがつかないでの改革になりそうだ。
JARLという組織は世の中の常識は通じない世界なのかも知れない。 組織改正は結構だがJARLをこのようにした原因をちゃんと認識せず。 その問題を無視して組織だけを改正したって何が改善されるというのだろうか。
組織改正委員会ができて早一年になろうとしている。 しかしその改革の姿はまだ見えてこない。 何故この程度のことにこんなに時間がかかるのだろうか。 そのほうが不思議だ。 そもそもそういうことこそ改正していくべきだろう。  最近はお役所とて電子化が進んでいるというのにJARLは依然として印鑑主義で書類は郵便で送られている。  決済事項の殆どが郵便なので、一つのことが決済されるのに一月などすぐにかかってしまう。 電子決済なら一日でできるものに。
JARLの職員はピークの1/3程度になっているというのに手間がかかるこんなやり方で決済をしているのだから驚かされる。
そもそもJARLは会長ー理事会ー地方本部長ー支部長ー支部ー登録クラブー会員という流れで組織化されている。 2−30年前ならともかく今でもこれを維持しての組織運営が行われているというのだから驚かされる。  昔ならローカル同士のつながりも強くそれなりに効果はあっただろうが今時これがまともに機能しているとでも思っているのだろうか。 登録クラブを見たって構成しているのは古い連中ばっかりで新しい若者の姿など殆ど見られない。  ある県にはクラブ代表者会議というのがあり、会議には15クラブくらいが参加して年行事などを計画する。 そしてそこで計画された支部最大の行事の支部の集いにたったの25人しか集まらなかったそうだ。  普通ならこの事態を受ければ何らかの手段を講じるはずだが翌年もまた同じことを繰り返している。  こんなことを毎年やっていて一体何の意味があるのだろうか。 既に組織の末端が機能していないことさえ認識しようとしないJARLに一体どのような改革が期待できるのだろうか。  形骸化した組織運営に大鉈をふるうことが必然であるべきなのにそんなことをしようとしているとは思えない。
そもそも、根本的な問題であるアマチュア無線の活性化策を講じない限りJARLだけでガサゴソやったところで何もいい方向には行かない。
今JARLが行っている組織改正とはきっと組織の縮小化でしかないのではないか。 例えば支部制度を廃止するとか。 そんなことをやったところで数年したらまた同じ事態になる。 
私は今JARLのやらなければならないことはアマチュア無線の活性化であり、これを実現させるのに不可欠なことはアマチュア無線制度そのものの改革を総務省に強力に求めることだろうと思っている。 資格、免許がある限りにおいてはアマチュア無線に割り当てられた周波数での運用を原則自由にするような環境整備をしていかなくては何をやっても無駄だろう。  今JARLのやろうとしていることはいわゆる延命治療であってもはや再生を諦めてしまった行動ではないだろうか。
今こそJARLは全アマチュアの力を結集してアマチュア無線の制度改革を求めるべきだ