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提言 47
JARLの組織構成を考える
2002−4−8
JARLの組織構成を考える
一連の特別局の問題から、今のJARL、そしてそれの支部の運営の問題と登録クラブ制度の関係が一つのポイントとして浮かび上がってきました。
JARLの発祥が、全国各地で生まれた同好会(地域クラブの前身)が大同団結したものであるという歴史的背景から、今でも支部の運営がこの地域クラブを代表とする登録クラブで行われいます。
しかし、このように約80万局ものハムが全国に居て、その楽しみ方も多様化している現状で地域クラブの立場と役割が以前のような姿で維持できるのでしょうか。
今、十分な構成率を維持して、かつ活動が活発という地域クラブがどれだけ存在しているのでしょうか。
私の居住する神奈川にも現在登録クラブは110を超えます。 そのうち、地域クラブは36という状態です。あとは
職域クラブ&学校クラブ > これらは地域活動は無理
特殊クラブ >これは代表者がその支部にいるだけで構成員がその支部にいるとは限らない。
すなわち、主体は依然として地域クラブなのです。
その地域クラブの現状もひどい。 せいぜい構成員は平均で30人くらいではないでしょうか。 そしてJARL会員率はせいぜい50%。 これで試算してみると、
36 X 30=1080(地域クラブ構成員数)
1080 x 0.5=540(地域クラブに参加している会員数)
現在の神奈川県の支部会員数は約8,200人ですから
支部会員のたったの6.6%しか地域クラブに所属していないのです。
さらに、神奈川県在住のアマチュア局の数は推定60,000局ですから、その1.8%しか地域クラブに所属していないのです。
このような現実があっても、JARLは頑なに、地域クラブ主体の支部運営を50年前と同様に今もおこなっているのです。
今回の、ワールドカップ特別記念局の問題も、このようなJARLという組織が時代錯誤の姿で組織運営をしていることが大きな原因では無いでしょうか。 確かに、30年ほど前は上記のシステムは機能していたことは私の経験からも事実です。 しかし、時代が変り、環境も変わっているのにJARLは全く変ろうとしないのです。 これだけ、インターネットが発達し、携帯電話を含めたIT網はすでに国民の50%に達している時代に、いくらアマチュア無線家が高齢者が多いと言っても通信を趣味としているのだから、この数字以下というのは寂しい。
JARLは理事、本部長、支部そして地域クラブまでは完全にネットに組み入れる体制を作らなければ今後の組織運営などまともにできなくなってしまうのではないでしょうか。