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提言 52
JARDとJARL
(本当に包括免許制度を望んでいるのか)
2002−10−7
JARDとJARL
(本当に包括免許制度を望んでいるのか)
行政改革そして公務員の削減計画が粛々と進んでいる今、旧郵政省はこの目的を遂行している総務省に属することになった。
それ以来、総務省の報道発表には注目していたが、 10月1日に出されたものを読んでいて驚かされた。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020819_1.html
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/021001_2.html
「端末機器及び特定無線設備の基準認証制度に関する検討の基本的方向性」に対する意見募集の結果
ここにJARDが次のような意見を送っていた。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/pdf/021001_2_17.pdf
JARDとJARLは表裏一体と思っていた。 しかし、この内容を読んでみたら、JARDなりが認めた無線機でないと使わせないかのような記述である。
JARDが技適で認めたものでない無線機はあたかもTVIなどを発生したり、他の無線局み妨害を与える危険性が多いので基準認証制度でメーカー、輸入代理店などが認証することをは危険だと言っていると読み取れる。
これは、自作などはさらに危険であり、アマチュア無線であろうともそういう無線機が出回ることをやめさせようとしているのだろう。
(それなら技適機種なら妨害が起こらないのか? 今時高調波やスプリアスなど殆んど無くそういう問題でのインターフェアーの発生では無いのは誰でもわかる。 もし、技適機種でTVIなどが無くなるのであれば皆喜んで買うわ)
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さて、JARLの会長は誰? そしてJARDのトップは?
同じ、JA1AN 原 昌三氏である。
確か、巷ではJARL会長は事あるごとに、アマチュアが自由な発想で実験、運用が出来るいわゆる「包括免許」の実現を要望しているとのことだが。
今回JARDが意見として述べている趣旨では「包括免許」は危険ということになる。
これでは、JARLが主張して(いるらしい)包括免許とどう整合させるのだろうか。
勿論、JARLとJARDは別の組織であり、それでは2つの組織の考えが異なっているのは不自然ではない。
しかし、その設立背景と歴史、さらには代表するトップが同一人物であることから、この考え方の差は奇異に感じられる。
百歩譲って、別組織と言うのであれば「包括免許」そして、自由な発想による実験、運用を推進している立場から反論して当然である。
日本でのアマチュア無線の衰退の著しさ、そして電子技術の国際競争力の低下の一つの問題に、個人の電子技術の展開場であるアマチュア無線にこの自由度が無いことも作用していると思う。
もう、JARLにアマチュア無線の何たるかを理解している人は居ないのだろうか。
75周年だかなんだか知らないが、もう呆れてしまうばかりだ。
これでは、JARL会員はさらに減り続けアマチュア無線の衰退に歯止めなどかけられるわけがない。