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提言 70
JARL時計
2003−3−19


JARL時計

アマチュア無線が再開されて50年になる。 その間の電気通信技術の進歩、発展には目を見張るものがある。
何よりも、 スピード、通信量、軽量化そして確実性について大きな進歩が見られている。 この恩恵を社会は享受し、効率よい業務の遂行が行われてきている。
さて、世の中はスピードアップされている。 当然、JARLの業務も世の中同様そうなっているものだと思ったのだが。

3月号のJNに委員会の役員が掲示されていた。 委員も、役員同様任期は2年である。 選挙で役員が決まって、ほぼ一年、 そして5月の総会からも7−8ヶ月も経ってようやく役員が決まるというのには驚いた。 それも、見てみれば前回の顔ぶれとは殆ど差が無い。
委員長を決め、役員を決めるまでにこんな時間がかかっていたらまともな活動の出来る時間はいったいどれだけなのだろうか。
世の中がいくら進歩しようが、JARLは依然としてお役所以上の文書、ハンコ主義。 JARLが回す、文書の量たるや物凄いものになる。 おかげで、JARLの事務所には山のように積まれた書類が。
コストダウンで人員が大幅に減らされたのにこのような効率の悪いシステムでいまだに業務を行っているなどとは信じられない。
昨年、いや一昨年からレピータにおける実験を申し入れていたが、遅々としての対応。 挙句の果てには、 委員が決まらないから委員会が開けないのでときた。
確かに理事職は選挙という手続きを経なければならない。 しかし、実務を担当する委員会などは常に機能していなければならない。 少なくともその上に理事会というものがあるのだから、委員会の構成員は事務局サイドで決められるべきだと思う。  この委員決定も透明性は無い。 私は、意欲ある人を公募すべきであると思っている。  委員の中には、辞めたいんだけど後任がおらず辞めさせてもらえないと不満を漏らす人が居る。 JARLの殆どの会員は、委員がどのように決まっているなどは承知していない。 意欲があろうともチャンスはやってこない。 そして、原さんのお眼鏡に適わない人は委員になれないと聞く。だから、後任が居ないのだ。 

中には、委員の殆どが理事という委員会がある。 これも驚きだ、 委員会って何なのかな?  そして驚くのはこの理事ばっかりの委員会が理事会の諮問を受けて答申を出したものが日の目を見ないのだから、もうただただ呆れてしまう。
理事はもっと理事としての仕事に集中すべきなのになんたることだろうか。

昔は、電話が無ければ仕事にならないと言われた、今はインターネット無しには仕事が出来ない時代だ。 選挙で選ばれる役員は別としても、JARLの支部長、委員などの全てについてはインターネット環境を必須とすべきだろう。 組織の中に一人でもこの環境でない人がいれば機能しなくなるのです。
そして、電話番号を公開しているのだから、そのメールアドレスも公開すべきだろう。 それこそこういう役職の人はJARL.COMに全員登録させるべきだと思う。 これが企業であったら、職命だと思うが。
聞けば、あの原会長もアドレスをお持ちになったようだし、
もう日本の80%にブロードバンドが可能だし、99%にはISDNが普及しているのだからこれを活用してこそ「通信」のオーソリティーだろう。

もしかして、JARLの時計だけは世の中よりゆっくりと動いているのだろうか。