提言 91 現体制でJARLの組織改革ができるのか 2003−11−27 |
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現体制でJARLの組織改革ができるのか 今年11月のJARL理事会でJARL改革検討委員会(仮称)なるものが作られることが決まった。
まず、その前に記憶をたどっていただきたい。 この数年にJARLでは、 JARL組織改正委員会 JARL組織検討委員会 なるものが作られて経緯がある。 根本的には今度作られる委員会と性格は同じようなものである。 その答申案なるものを拝見したことがある。 一応前向きに議論されて各分野について抜本的改正なども盛り込まれていた。 ところがである、その答申が理事会にかけられると重要な部分は殆どが外されてしまって組織改正とはお世辞にも言えない「改正」になってしまった。 多くの人の時間と英知を注いだものも骨抜きそして無意味なものになってしまった。 そしてまたぞろ、「JARL改革検討委員会」の設置である。 もし、この委員会で前出の委員会に似たような答申が出されるとしたら、時間とエネルギーの無駄というものだろう。 さて、この2つの委員会からの答申が出された時の理事会メンバーと現在では殆ど変わりがない。 ということは、常識的に考えて同じ結論になるだろうということだ。 まあ、現在のJARLの状態は瀕死の状態であるから、もはや悠長なことは言っていられないだろうから何らかの動きはあるのは予想できる。 JARLを改革することも必要だろうが、それ以前にJARLが行ってきた日本のアマチュア無線そのものを考え直すことだろう。 JARLも、総務省もそしてその結果多くの日本のアマチュアもアマチュア無線という理想と理念から大きくかけ離れてしまっている。 日本のアマチュア無線機は一流、アマチュアは三流 最近インターネットリンクで欧米の144や430MHzのレピータでのQSOをワッチしている。 そこで交わされる会話、すなわちQSOの内容が日本のいわゆる歌舞遊興の話題中心なのとは大きく異なることだ。 いくらV/UHFとは言え、そのQSOの内容が前向きなことに驚かされる。 個々のQSOの内容はともかくとして、そこにはチャレンジ精神が旺盛な姿が聞き取れる。 そこが、いわゆるCBや携帯電話とは違うところだろう。 そこに、アマチュア無線の存在意義があるということだ。 JARLの姿勢にチャレンジ精神などあるのだろうか。 私が最近熱中しているレピータでも日本にはもはやアマチュア精神など消え去ったかのようなJARLの姿がある。 一つは、JARLがJARL NEWS誌上で、レピータの自作を訴えるのだはなく、 「皆さんからの要望が多ければメーカーにレピータの製作依頼をしたい」 などという後ろ向きな記事が出ることだ。 そして、レピータというものを「遊び道具」としてしか位置づけられず、レピータを使った実験、研究には消極的なのがJARL。 そもそも、JARLというものがこのように、非アマチュア無線的な考えをもつ組織であることを変えることが先決であって、いくら小手先の組織改正などやっても効果は期待できない。 もし、今の理事会が本当にJARLを抜本的に変えるというのであれば次期理事選には立候補しないことだ。 このほうが、間違いなくJARLは変わっていく。
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