文献史学

 『漢書』西域伝と魏志倭人伝
 魏志倭人伝の行路記事にはモデルとなった先行史書があった!
 『漢書』西域伝に倭人伝の行路記事とそっくりな書き方が多数出てきます。もちろんその記事の読み方のルールが倭人伝にそのまま適用できるかどうかはわかりませんが、参考にはなると思います。
 倭人伝の行路記事の読み方に一つの案を提示した論考です。
 倭の五王とその前後
       ( 暫定版 )
 『宋書』を中心とする4〜6世紀の歴史を記す中国史書には、いわゆる「倭の五王」の記事があります。
 本稿は、中国史書の倭国条だけでなく、帝紀と夷蛮伝からすべての夷蛮に関する記事を調べてその規則性を調べ、当時の倭国の状況について推理したものです。
 まだ暫定版であるため、事実と説の部分の分離が不充分ですが、これを明確に分離した最終版を現在準備中です。
 九州王朝説批判
 7世紀まで九州に大和朝廷とは独立した王朝があった!?
 この奇想天外な説は、1970年代に在野の歴史研究者古田武彦氏によって提唱された説ですが、一見徹底した実証に支えられ、しかも学界からの実証的な批判はほとんどなく、そのために一部の人々の間に大変な好評を持って迎えられました。
 しかし、古田氏が考察した古文献を改めて調査してみると、この説には根本のところに無理があることがわかってきました。本稿はその調査の詳細な報告です。



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