Lie微分
ÎX(M)
(M)
L
A を
(5-1) LAD |
で定義し、これを D の A によるLie
微分といいます。定義により、
(5-2) LAA |
(5-3) LA(BAC |
(5-4) LA( fD) |
(5-5) LABD |
(5-6) LfAD |
が成り立ちます。
次に、p階の共変テンソル T に対するLie
微分 L
AT を
(5-7) LAT(D |
p |
T(D |
で定義します。特に = 0
(5-8) LA f |
となります。T のE(M)-
多重線形性と (5-4),(5-7)
により、
(5-9) LAT( f |
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が成り立ちますから、L
AT(M)-
多重線形、したがってp階の共変テンソルです。また、p階共変テンソル S, T に対し、
(5-10) LA(SAT |
(5-11) LA( f T ) |
(5-12) LABT |
(5-13) LfAT(D |
p å |
(Di f )T(D |
が成り立ちます。ただし (5-13)
の導出には (5-6),(5-7)
を使いました。
また、T が反対称のときは、Di の中に同じものがあると (5-7)
の右辺は 0 になるので、L
ATL
A はp形式をp形式に写すことがわかります。
1形式 ω に対する L
Aω(5-7)
で定義されたので、(p,q)-
テンソル T についても L
AT
(5-14) LAT(D |
||||
{T(D |
p å |
T(D |
q å |
T(D |
で定義することができます。ω について (5-11)
が成り立つことから、(5-9)
の証明と同様にして、L
AT(p,q)-
テンソルであり、(5-10)
〜(5-12)
が成り立つことがわかります。
また、2つのテンソル S, T のテンソル積については、定義式 (5-14)
から明らかに、
(5-15) LA(S |
が成り立ちます。更に、p形式 a とq形式 b に対しては、(5-7)
による、
(5-16) LA( |
p å |
( |
及び (4-4)
による
(5-17) ( |
p !q! |
|
( |
を比較すれば、
(5-18) LA( |
が成り立つことがわかります。
次に、恒等式
(5-19) [LA , LB] |
を証明しましょう。まずベクトル場 D に対しては、(5-1)
と第1節 (1-41),(1-46)
により、
(5-20) [LA , LB]DD |
ですから成り立っています。
次はp階共変テンソルです。(5-7)
の T に L
BTL
BT(5-7)
で A を B に置き換えた式で変形すれば、
(5-21) LALBT(D |
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||||||
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A と B を入れ替えて辺々差し引けば、多くの項がキャンセルされて、
(5-22) LALBT(D |
{T(D |
p å |
T(D |
p å |
T(D |
| p å |
T(D |
| p å |
T(D |
L[A, B]T(D |
ただし3番目の等号で、ベクトル場について (5-19)
が成り立つことを使いました。よって
(5-23) [LA , LB]TT |
が証明されました。特に (5-23)
が1形式 ω に対しても成り立つことに注意すると、(5-21),(5-22)
と全く同様な計算で、(5-23)
が一般の (p,q)-
テンソルについても成立することがわかります。