Huygensの原理
滑らかな境界 S を持つ領域 Ω の内部に点 s を取ります。
任意のスカラー f º f(t, ξ)
º ξ - s º | r |
d(
4) º d(t)d(r)[
d] º d(t - r/c)* で表し、一般に t , ξ の関数 y º y(t, ξ)
(29-1)[ |
-¥ |
(t |
と置くと、
(29-2)£ |
[ r |
(4 ) |
(29-3) |
¶ |
( |
¶ |
¶ |
ですから
(29-4) div |
æ è |
[ r |
[ r |
ö ø |
|
|||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
となります。また
(29-5) |
r r |
(29-6) |
c |
[d ] ¶ |
r cr |
[d ] ¶ |
に注意すれば、
(29-7) |
[ r |
[ r |
|
||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
となることがわかります。従って、(29-4)
を Ω で空間変数 ξ に対して積分すれば、Gauss
の定理と (29-7)
により
(29-8) |
4p |
[£ r |
dV |
4p |
æ è |
[ r |
r[ |
r cr ² |
é ë |
¶ |
ù û |
ö ø |
· dS ( s |
という式が成り立つことがわかります。これは、f が斉次の波動方程式 f = 0f の s における値は Ω の境界面における f 及びその一階微分のみによって定まることを意味しています。
特に、f が時間を含まない関数 y によって
(29-9) |
と書ける場合は、k = w/c
(29-10a) [ |
(29-10b) [ |
(29-10c) |
é ë |
¶ |
ù û |
i |
(29-10d) [££ |
ですから、(29-8)
は
(29-11) |
4p |
£ r |
ei |
4p |
ì í î |
r |
æ è |
r ² |
i r |
ö ø |
r r |
ü ý þ |
ei |
という形になります。これをKirchhoff-Huygens
の定理といいます。
この定理の応用として、Ω の外部の点 s' に光源があるときの、領域 Ω 内の点 s における電磁界を求めてみましょう。
º ξ - s' º | r' |
f(ξ)
を点 ξ における電場又は磁場の任意の成分とすると、(27-22),(27-34)
の表示式により、k の次数が最大の項は、いずれも次の形をしていることがわかります。
(29-12)A |
e |
電磁波のうち、波長が非常に短いある範囲にある場合を光と呼びますが、光の波長を l とすると、kl = 2pl が小さければ k は非常に大きくなります。従って、k の次数最大の項以外は無視する近似で、
(29-13) |
e |
となり、「偏微分方程式」第4節 (4-34)
により、原点を除き、f は同節 (4-26)
式で f を 0 とし、w を k に置き換えた式により
(29-14)£ |
c ² |
² |
eA |
ei |
² |
を満たします。ただし、空間変数の微分は ξ による微分を意味します。また
(29-15) |
¶ |
r' r' |
¶ |
e |
r' r' |
ei |
が成り立つので、これらを (29-11)
に代入し、点 ÎSq 、r' のなす角を q' とすれば、
(29-16a) |
r r |
· dS |
(29-16b) |
r' r' |
· dS |
ですから、(29-11)
は
(29-17) |
|
|||||||||||||||||
|
となります。ただし k に関する最高次の項以外は無視しました。
この式は、まず s' を出た光が ¶Ω に達すると、強度が面との角度によって | cos
q' - cos q |Huygens
の原理と言います。
ちなみに強度が最も強くなるのは | cos
q' - cos q | = 2q = 0 ,q'
= p립