( 1 )
導体を z軸に取り、²
+ y² = d²(x, y, z)
(P5-1)H |
I |
-¥ |
( |
I |
-¥ |
( |
I ² |
-p/2 |
( |
I ² |
( |
となります。ただし積分変数を z から z = d tan
qq に変換しました。
またベクトルポテンシャルは、例えば
(P5-2)A |
oI logd 2p |
( |
で与えられます。実際、
(P5-3) rotA |
oI 2p |
grad log d |
oI 2p |
grad d |
oI |
(x, y,H |
( 2 )
回路の頂点の座標の (x, y)-
成分を (
0, 0) , (a, 0) , (a, a) , (0, a)0 及び l とします。このとき、両回路の平面 = 01(4-39a)
を使って求めると、
(P5-4)F |
|
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|||||||||||
|
|||||||||||
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|||||||||||
|
|||||||||||
|
|||||||||||
|
|||||||||||
|
で与えられます。ただし -
軸方向の単位ベクトルです。他の互いに近い方の平行な一辺同士に働く力も同様です。
また、互いに遠い方の平行な一辺同士に働く力は 2
(P5-5)F |
o I ² 4p |
a |
ds |
a |
(t |
o I ² 2p |
( |
æ è |
________ l ² |
Ö ² |
ö ø |
また、ねじれの関係にある辺同士は、辺の向きが互いに直交するので、積分は 0 となります。よって、両回路間に働く力は、y-
軸方向の力もキャンセルして
(P5-6) F |
o I ²ez p |
æ è |
______ l |
l ² |
________ l ² |
ö ø |
となります。特に l が a に比べて十分大きいときは、 = a²
/l²
Taylor
展開すれば、
(P5-7)F |
|
|||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
という距離の4乗に反比例する式が得られます。
( 3 )
コイルをパラメター表示して (
x, h, z) = (r cos q , r sin q , (dq)/(2p) )(x,
0, 0)
(P5-8)H |
|
|||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
で与えられます。次に、 = I/d ® 0
(P5-9)H |
i |
dl -¥ |
-p |
( r |
d |
ここで、右辺の x成分は、被積分関数が l の奇関数であり、y成分は、被積分関数が q の奇関数なので、共に消えます。また z成分は、
(P5-10) |
-¥ |
d |
C |
-p/2 |
cos |
C |
( |
を利用して l に対する積分を先に行なえば、
(P5-11)Hz |
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
ゆえにCauchy
の積分公式により、 < r ® i > r ® 00 となることがわかります。
( 4 )
²
+ y² < r²(
0, 0, i)²
+ y² ³ r²0 と定義したベクトル場を H とします。
このようなベクトル場は、 > 01 、 < 00 と定義したHeaviside
関数 H
を使って
(P5-12) H |
と表すことができます。このベクトル場の回転( rot
)を取ると、
(P5-13) rotH |
|
|||||||||||
|
||||||||||||
|
となり、これは、円柱の境界面 ²
+ y² = r²0 になっています。また、各点 º (x, y, z)
-
軸を通る平面 Π 内の任意のベクトルは、(x, y, a)
(P5-14) (x, y, a) · rot H |
æ è |
(r² |
|
(r² |
|
ö ø |
となるので、rot
H
また、任意に > r º { (x,
0, z) | 0 < x < R , 0 < z < 1 }
(P5-15) rotH |
æ è |
|
(r² |
|
ö ø |
æ è |
|
(r |
|
ö ø |
æ è |
|
i(r |
|
ö ø |
ですから、
(P5-16) |
rot H · dS |
æ è |
|
i(rz |
|
ö ø |
( |
一方、m º mo
m º m(x, y)
(P5-17) div ( |
¶ |
{ |
従って、この H が与えられた電流によって生じる磁界の強さであることがわかります。
この H は円柱の内部のみに存在し、しかも円柱の中心軸に平行で一様ですから、前問 ( 3 )
と同じ形になっています。これは、コイルの導線を密に巻きつければ円柱の境界を流れる一様な電流になるので、当然の結果といえます。
( 5 )
円筒座標 (r,
q, z){ (r,
q, z) | (r - a)² + z² < b² }
そこで、
(P5-18) H |
æ è |
|
nI |
|
ö ø |
と置きます。ここで「微分多様体」第29節 (29-47)
により rot
H
(P5-19a) rotr H | r |
¶q |
¶ |
¶ |
H(b² |
nI |
nIz |
(b² |
(P5-19b) rot |
¶ |
¶ |
(P5-19c) rotz H |
r |
¶r |
( r H |
¶q |
r |
¶r |
H(b² |
nI |
nI(r ) |
(b² |
となり、これは、Ω の境界面 (r
- a)² + z² = b²0 になっています。また、この ¶Ω(dr, d
q, dz)0 = d{(r
z - a)² + z²} = 2(r - a)dr + 2zd¶Ω(r
- a, 0, z)
(P5-20a) (r |
æ è |
nIz |
(b² |
|
|
nI(r ) |
(b² |
ö ø |
となるので、rot
H¶Ω¶Ω
(P5-20b) ( |
æ è |
nIz |
(b² |
|
|
nI(r ) |
(b² |
ö ø |
ですから、rot
H
また、z-
軸に中心を持ち、z-
軸に直交する円板 S で、その周 C が Ω に含まれるものを任意に取ると、S は、¶Ω
(P5-21) |
rot H dS |
H· ds |
0 |
Hd |
0 |
nI |
rd |
となっています。
また、真空中の場合も、Ω 内が一様な透磁率の磁性体の場合も、いずれの場合も透磁率 m º m(r, z)
q に依存せず、従って m Hr = 0m Hz = 0m Hqq に依存しません。ゆえに 「微分多様体」第29節 (29-41)
によって div (
m H )
(P5-22) div ( |
r |
¶ |
( r |
r |
( |
( |
r |
( |
以上により、この H は、与えられた状況下におけるMaxwell
方程式を満たし、従って与えられた電流によって生じる磁界の強さであることがわかります。
次に、Ω に巻き付けた導線 Γ に沿った磁束 Φ を求めてみましょう。
Ω の x-
z 平面の > 0¶Σ
(P5-23) Σ |
ですから、¶Σ = ΦΣ = m H
(P5-24)ΦΓ |
· dS= nm |
HdS= nm |
adr a |
|
nI |
dz |
n² |
a a |
b² (a r)² r |
dr |
また
(P5-25) |
a a |
b² (a r)² r |
dr |
|
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ゆえに (P5-24),(P5-25)
により
(P5-26)ΦΓ |
となります。ただし L は自己インダクタンスで
(P5-27) L |
²b² 2 |
²pb ² 2p |
²S l |
( b |
で与えられます。ただし l はドーナツ Ω の周長 2papb²
( 6 )
1次コイルを Γ 、2次コイルを Γ' と書き、1次コイルを流れる電流の強さを I 、2次コイルを流れる電流の強さを I' と書くと、磁界の強さの q 成分は、(P5-18)
のかわりに
(P5-28) H |
nI |
となるので、(P5-24)
のかわりに
(P5-29a)ΦΓ |
HdS= |
n(nI |
a a |
b² (a r)² r |
dr |
(P5-29b)ΦΓ' |
HdS= |
n'(nI |
a a |
b² (a r)² r |
dr |
となるので、これらと (P5-25)
により
(P5-30a)ΦΓ |
(P5-30b)ΦΓ' |
と書けることがわかります。ただし L と L' は自己インダクタンス、M は相互インダクタンスで、それぞれ
(P5-31a) L |
²S l |
(P5-31b) L' |
²S l |
(P5-31c) M |
l |
で与えられ、これらの間には
(P5-32) L L' |
の関係があることがわかります。