( 1 )
球の中心を原点に取り、入射光線に平行に x-
軸を取り、入射光線が x-
軸の正の方向からやってくるように x-
軸の向きを選び、入射光線が x-
y平面内に含まれ、光線の方程式が = r = 0
ここで、入射光が球面と交差する点を また入射波と a の向きが逆であることから
となり、従って
がわかります。一方、屈折の法則(第32節 また
ですから、 がわかります。更に
ですから、 左辺に これを さて、光の反射角の対称性により、a を角度 ゆえに、 となります。ただし角度に に比例します。従って、 従って
ですから、条件により と置けば、 であることを確かめましょう。
となり、これは 最後に光の角周波数 ゆえに、 となるので、 虹は、広域にわたって空中を漂う多数の水滴に太陽光線(近似的には平行光線)が当たり、水滴の中で一回反射した反射光のうち、上で示したように太陽光線と = (R cos
a, R sin a, 0) = (R cos
b, R sin b, 0) = (R cos
g, R sin g, 0)0 £ a )。
,
b < 2p
このとき入射光の向きの単位ベクトルは = (
- 1, 0, 0) = (cos
q, sin q, 0)
まず明らかに
(P14-1) sin
a =r
R> 0
(P14-2)
0 > a · i = - cos a
(P14-3)
0 < a <p
2(32-23)
参照)により
(P14-4) (
0, 0, R sin a) = a ´ i = n a ´b
- a
| b
- a |
(P14-5) a
´ (b - a) = (0, 0, a ´ b) = (0, 0, R²cos a sin b - R²cos b sin a) = (0, 0, R²sin(b - a))(P14-3)
により sin
a > 0(P14-4)
の z-
成分を比較して、sin(
b - a) > 0
(P14-6)
0 < b - a < p
(P14-7) | b
- a |² = R²(cos b - cos a)² + R²(sin b - sin a)² = 2R² - 2R²cos(b - a) = 4R²sin²b - a
2(P14-6)
と (P14-7)
により | b
- a | = 2R sin((b - a)/2)
ゆえに (P14-5)
と sin(
b - a) = 2 sin((b - a)/2) cos((b - a)/2)(P14-4)
の z-
成分を比較すれば、
(P14-8) sin
a = n cosb - a
2= n sin
p + a - b
2 (
0 <p + a - b
2<p
2)
(P14-1)
を代入して全体を n で割り、arcsin
を取れば、
(P14-9) arcsin
r
nR=p + a - b
2b について解き、a = arcsin(r
/R)
(P14-10)
b = arcsin r
R- 2 arcsin
r
nR+ p- b-
軸に対して折り返し(すなわち角度の符号を変え)、角度 b だけ回転させれば c に重なります。
i と t の関係も同様ですが、ただし向きは逆になるので、最後に角度に p を加えれば t に重なります。
ゆえに後者の場合に = (cos
p, sin p, 0)
(P14-11a)
g = - (a - b) + b = 2b - a(P14-11b)
q = - (p - b) + b + p = 2b(P14-11b)
に (P14-10)
を代入して q を r で表せば
(P14-12)
q = 2 arcsin r
R- 4 arcsin
r
nR2p を加えても同じ角度を表すので無視しました。
( 2 )
入射光線と球の中心の距離が r と + d
r2prd
r
一方、入射光線とのなす角が q と q + d
q2p sin
q d
qq であるような反射光の強度は、屈折、反射によるロスを l(r)
(P14-13) {
1 - l(r)}2prd
r
2p sin
q d
q={
1 - l(r)}r
(¶q/¶r) sin q¶q/¶r = 0q が求める角度になります。
実際に (P14-12)
を r について微分すれば、
(P14-14)
¶qr
¶= 2 r
ÖR²
- ²
- 4 r
Ön²
R²
- ²
(P14-15)
1
2æ
è 1 r
ÖR²
- ²
+ 2 r
Ön²
R²
- ²
ö
ø¶qr
¶=1r
R²
- ²
-4r
n²
R²
- ²
=3r²
- (4 - n²)R²
(R² - r²)(n²R² - r²)1 < n < 2
(P14-16)
rn ºÖ
4 - n²
3 R
0 £ r < rn¶q/¶r < 0 = rn¶q/¶r = 0 < r < R¶q/¶r > 0q が = 0q = 0qn
(P14-17)
qn = 4 arcsin rn
nR- 2 arcsin
rn
R
明らかに qn > 0qn £ p
実際、(P14-12)
の右辺は n の増加関数ですから、 = 1
(P14-18)
q > 2 arcsin r
R- 4 arcsin
r
R= - 2 arcsin
r
R³ - 2 arcsin
1 = - pqn < pw が大きいほど qn
実際、w が大きいほど n も大きくなるので(本文第28節の最後の注意参照)、qn
既に確かめたように、0 £ r < R
(P14-19)
- qn £ 2 arcsin r
R- 4 arcsin
r
nR1 < n < n' < 2 = rn'
(P14-20)
- qn £ 2 arcsin rn'
R- 4 arcsin
rn'
nR< 2 arcsin
rn'
R- 4 arcsin
rn'
n'R= - qn' < n' Þ qn > qn'qn
具体的に = 1.33(P14-16)
により = 0.86238(P14-17)
により qn = 0.742051 rad
= 42.51838°qn
しかも周波数が低い赤に対する qnqn