2005.8.29ー9.7 パリ・リエージュ

7:リエージュの町

ベルギーの中では大きな方だそうですが、東京やパリなどの大都会と比べると

やはりリエージュは小さな町です。

歴史ある町らしく古い教会や建物があちこちに残り、落ち着いた雰囲気があります。

長〜い階段を上って小高い丘(昔の城塞の跡です)から見下ろす景色もとても美しく

なんとも素敵なところです。

パリより北に位置するせいか日は更に長く、夜の9時頃まで明るさが残っていました。

また、気候も全く違い、過ごしやすい涼しさがありました。

何でも、リエージュの夏は雨の日が多くて寒いらしいのですが

秋は気候も良く、かえって夏より暖かかったりするとのこと。

私が訪れたのはまさにそんな良い時期で、友人が夏のあいだに

散々悩まされていたという雨にも、滞在期間中殆どあたりませんでした。

3.

リエージュ

8:おいしいもの

ベルギーで有名なものといってまず挙がるのがチョコレートではないかと思いますが、

ベルギーにはゴディバのような超有名ショップだけではなく

町中に小さなチョコレートショップがたくさんあります。

さすがは世界一チョコレートを消費する国!もちろん味もばっちりです。

あと有名なのがビールで、その種類たるや物凄いのですが(スーパーでも棚にずらりと並んでいて圧巻!)

こちらは私がさっぱりダメ(笑)なので、味は分かりませんでした。

ただ、お土産に買っていったトラピストビール(修道院で作っているビールです)は

評判良かったです。


そしてリエージュといえば有名なのがワッフル!

日本では「ベルギーワッフル」とひとくくりに言われますが、

ベルギーワッフルには「ブリュッセルワッフル」と「リエージュワッフル」があります。

簡単に言ってしまうと、前者はフワフワ・タイプで、

後者は外側がカリッとしていて中はフワフワ、というタイプ。

私はリエージュワッフルしか食べていないのですが、このリエージュワッフル、

日本で売られているベルギーワッフルとは全然違って香ばしくて美味しい!のです。

友人と共に何箇所かの店で食べ比べをしたのは言うまでもありません(笑)。

ただボリュームも凄いのでひとつを二人で食べるので十分、という感じでしたが…。


写真はコチラ

9:近場の遠出その一

リエージュから電車に乗ってバルボー(Barvaux)駅に行き、

更にタクシーで15分ほど行ったところに

デュルビュイという小さな町があります。

町というより村といった方がぴったり来るほど小さな町で

何でも「世界最小の町」なんだとか。

古い城が残っており、本当に中世に戻ったかのような

石造りの家、石畳、小道が続く美しい風景の

歴史ある町で、ぷらぷら散策するのにぴったりなところです。

ここはまた、グルメの町ということでも有名で、

さんざん迷った挙句に入ったレストラン(シェフも給仕も若い人でした)の料理も

本当に美味しかった…!

たぶん、今回の旅の中で一番美味しい料理でした。

私たち以外に客が居なかったこともあってか

メニューにはなかった分のデザートまでつけてくれて

お腹が文字通りはちきれそうに(笑)。


あちこちでシャッターを切りつつ、町の中心部から

山道のような急な坂道を登り目指すは手作りジャムのお店。

ちっちゃなお店の中には色々な種類のジャムのほかに

手作りのマスタードやはちみつも色々売っていて

日本では見かけないフレーバーのものもたくさんありました。

日本へ持ち帰る時の荷物の重さを考え、さんざん迷った挙句

私は「4つのベリーのジャム」と「コケモモのジャム」を購入。


その後、1時間に1本しかない帰りの電車(単線)に

乗り遅れるなんてハプニングもありましたが、

そのかわりに後から来た電車の中で地元のおじいさんとふれあう機会が。

なんとものどかで楽しい遠出でした。


そうそう、何故かは知らないのですが

デュルビュイは埼玉県の羽生市と姉妹都市であるらしく

日本語の看板がちらほら。

そしてあろうことか池には大きな錦鯉が…(苦笑)。

どうにも場違い感が漂っていたのは否めませんでした…。


写真はコチラ

10:近場の遠出その二

次の「近場の遠出」はナミュールとディナン。

ディナンは断崖に残る城砦(シタデル)と個性的な屋根の教会がある小さな町で

その場所柄、かつては土地の上を何度も大国の軍隊が通り過ぎて行き

また戦いの場ともなった、悲惨な戦争の歴史を持っていますが

今はそんなことを全く感じさせない、穏やかでゆったりとしたところです。

ただ、幾度となく破壊されたというシタデルにはそういう歴史の一端が

残されています。

そんな断崖のシタデルからの眺め、とても素晴らしかったです。

ディナン名物の「ディナンクッキー(クック・ドゥ・ディナン)」は

蜂蜜と小麦粉だけで作られている、ちょっとやそっとっではなく

もっのすごく固いクッキーで、冗談ではなくコーヒーなどに浸けなければ

食べられないような難物(笑)。

蜂蜜が好きな方にはオススメですが、くれぐれも歯を折らないようご注意を(笑)。


ナミュールもまたシタデルのある町ですが、ディナンのそれとは全く違っていて

小山と一体化した大きな城塞といった感じです。

天気が良く、わりと日差しが暑かったこともあって

石畳の坂道を上るのはちょっとしたハイキング風。

一番上の方にあるかつての城は、ホテルになっていました。

ナミュールはディナンとは違ってそれなりにひらけている町なので

若者もたくさん居るし、個性的なショップなんかも結構あります。

シタデルをおりた後、街中をうろうろしていたら

お客さんで賑わっているアイスクリームショップを発見!

私はイチゴシャーベットを注文したのですが、期待通りの美味しさ。

じつはシタデルにのぼる前にも別の店(チョコレートショップ)でも

アイスを食べたのですが(笑)、そちらより安くて美味しかった。

やっぱり地元の人が行っている店の方が良いものです。


そうそう、ナミュールに行ったら駅が必見です。

外見は町の外観ともしっくり溶け込んだ落ち着いたものなのに、

駅舎の中はまるで昔のSF映画のセットのような、cool&cuteな空間なのです。


写真はコチラ

11:首都ブリュッセル

近場ではない遠出、ベルギーの首都ブリュッセルにも行きました。

市庁舎前の広場(グラン・プラス)&それを囲む古くてゴテゴテ豪華な建物が有名で

私たちが行ったときは広場でビール祭りのようなものをやっていました。


休日だったので、市庁舎からは結婚したばかりのカップルが次々に

(ホントに次々に!)出てきて、なんとも賑やか!

華やかなドレスの人、シンプルなドレスの人、子連れの人、

大きなつばの華やかな帽子を被っている人、客がみんなハーレー愛好家(!)の人…

様々な新婚さんたちが居ましたが、共通しているのは幸せそうな顔。

ああいう幸せそうなカップルと、

まわりの人たちの飾り気無い心からの祝福を見ていると

どうぞお幸せに、と一緒に祝福したい気持ちになります。


ブリュッセルは首都だけあって大きな街で、観光客で賑わっているところ

地元の人で賑わっているところ、色々でした。

ただ、街外れに出たりすると、ここは一体…?と思うような

殺風景な雰囲気が漂う廃墟が並んでいたり。

高台から見ると、たくさんのクレーン車が街のあちこちで立っていたので

街がどんどん変わっていく最中なのかもしれないなぁと感じました。

漫画博物館なんていうのもあって、

併設のショップには日本の漫画(フランス語版)もたくさん。

建物はアールヌーボーのもので素敵でした。

街中を路面電車が走っているのも、どこかのどかで良いですね。

東京でも復活すれば良いのに…なんて思いました。


そういえば、(比較の為と称して)ブリュッセルでもリエージュ・ワッフルを食べましたが

やっぱりリエージュ・ワッフルはリエージュで食べるのが一番!(笑)


写真はコチラ




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